韓国ドラマ「貴婦人」第4回 タイトルにふさわしい女優チャンミヒの「気品」とセリフの中に光る人生観



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韓国ドラマ「貴婦人 原題 귀부인」(ソジヘ・チョンソンウン・パクチョンア・ヒョンウソン)第4回。

このドラマは、毎日(月~金)放映されるドラマなので、1回の長さが30分。

こういう30分のドラマは、1時間ドラマと違って30分の中に一回クライマックスをつくるので展開が早い。

そして、毎日放送されるドラマなので、(たぶん撮影スケジュールは「超ハード」のはず)細かいところで「手抜き」がある。

たとえば、第4話で、主人公のヨンミンのいとこが、母親と一緒に父の会社の社長室で話をするシーン。

テーブルには3つのコーヒーカップが並んでいるが、カップの中は明らかに、

からっぽ
である(笑)。

こういうのは、

韓国ドラマ「白い嘘」(キムヘスク

でもよくあった。

料理からはほとんど湯気が上がっていないし、食べ物はいつもさめきっている雰囲気が画面から伝わってくる。

唯一湯気が上がっているのは、ラーメンを作った時くらい。

このへんの、「ツメの甘さ」に突っ込みを入れるのも、また韓国ドラマを見る楽しみのひとつである。。。

韓国ドラマ「貴婦人」第4回で、ヒョンウソンがいとこの兄であるチョンソンウンに言うセリフがいい。


 그런 말 있지?
 こんな言葉があるだろ?

 당신이 지금 허비하는 이 하루가
 あなたが、今無為に過ごすこの一日が、

 누군가에게는 너무도 간절한
 誰かにとっては、とても切実な

 마지막 하루일지도 모른다
 最後の一日かも知れない



韓国ドラマのいいところは、何気ないセリフの中に、人生を照らす、深い言葉が散りばめられているところだ。

このドラマの主人公は若い4人だが、この韓国ドラマ「貴婦人」を支えているのは、イミナ(パクチョンア)の母親であり、

財閥グループが経営するユミンデパートの社長である、

 チャンミヒ

だ。

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チャンミヒは、声にとても気品がある。

話し方、身ぶり、表情すべてが気品にみちている。

「貴婦人」の名にふさわしい韓国女優だ。

この韓国ドラマ「貴婦人」の後に出演した、

韓国ドラマ「優しくない女たち」(キムヘジャ・チェシラ・イハナ・イスンジェ

では、ちょっとかわいい女性を演じていた。

この「貴婦人」の中では、冷たい印象だが、とても雰囲気があって、ドラマ全体に気品がただよう。

この高貴な雰囲気は、チャンミヒという韓国女優のもつ存在感というほかない。



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