「ずるい暗記術」で韓国語を楽しみながら、「最短」時間でマスターしよう!
「ずるい暗記術」(佐藤 大和)
著者は現役の弁護士だ。
時間をかけずに司法試験に合格する勉強法をあみだし、上位合格する。
ずるい暗記術 [ 佐藤大和 ]
その理論を見ると、「脳が認める勉強法」がすすめる方法を実践的に現実の勉強に生かしているのがわかる。
特に、
思い出す練習
を積極的に取り入れるところだ。
まず、答えを見て、その後に問題を見る。
次に、問題を見て答えを思い出す。
また、テキストで重要なポイントにマーカーでチェックをする。
そして、テキスト1冊を「1ページ1秒」の高速でさーっと見て行く。
高速でテキストを読む(見る)ことで自分が何がわかっているか、わかっていないかがハッキリする。
著者は、いわゆる長時間机にかじりついて勉強することを否定している点で、私と同じ考えだ。
義務感で勉強する人は、楽しんで勉強する人にぜったいに勝てない。
そして、たいせつなのは、つねに
余力
を残しておくこと。
日本の風潮として、
限界までやれ
という根性主義が、やはりまだ残っている。
だが、韓国語は、根性主義でマスターできるほど簡単ではない。
根性主義で行くと、その内容はぼう大になる。
だが、それを楽しみながらやると、いとも簡単にクリアすることができる。
机の上で勉強する時間は5分でも、一日の中で、それを10回思い出すことを繰り返すと、単純に勉強時間だけでは計算できないくらい、たくさんの韓国語を覚えることができるのだ。
むずかしい試験に失敗する人の特徴として、
燃え尽き症候群
というのがある。
人間、やり過ぎてしまうと、次に普通の状態に戻るまでに相当の時間を要するものなのだ。
だから、日々自分ができる量の60パーセントができればOKと考えて、韓国語に取り組んでみよう。
1日に韓国語の単語を10個覚える、と考えると、3日で挫折する人でも、
1日に韓国語の単語を1個だけ覚えよう
と考えると、まず1個覚えたことがはずみになって、3個ぐらい覚えてしまうものだ。
韓国語能力試験TOPIK 2〈中・上級〉完全対策 [ 韓国語評価研究所 ]
だから、韓国語を勉強する時は、
目標は低く、実行は多く
という方針で行くのがいい。
食事も、いくらおいしい物でも毎日食べると感動が半減する。
好きなものほど、ほどほどにつきあうのがたいせつ。
韓国ドラマを見過ぎない方法が、実は最高に韓国ドラマを楽しむための方法であるのと同じように、韓国語もほどほどに勉強して、つねに
もうちょっとやりたい!
という気持ちを持ち続けること。
それが、韓国語の勉強を楽しみつつマスターする秘訣といえる。
ずるい暗記術 [ 佐藤大和 ]
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