チュウォンが最優秀演技大賞を受賞した韓国ドラマ 「ヨンパリ 君に愛を届けたい」 (キムテヒ)第1話 を見た! 「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」(キムレウォン)よりすごいって本当?
韓国ドラマ「ヨンパリ 原題 용팔이」(チュウォン・キムテヒ・チョヒョンジェ・チェジョンアン)
韓国の新聞でもおもしろいと紹介されていたドラマ。
その第1話を見始めた。
ところが、なぜか最初の5分まで行ったところで、何回も挫折する。
車のカーレースのシーンと、キムテヒが、SFの一画面のように手術台のようなところの上で横たわっているシーン。
そこでとまって、それ以上見る気がしなかったのだ。
だが、韓国ドラマ 「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」(キムレウォン・キムアジュン・チョジェヒョン・キムミョンギル)を見終わり、余韻にひたりつつ、心の中では次のドラマを探さなければ、と焦っていた。
私にとっていちばん不安なのは、
今、没頭してみる韓国ドラマがないこと
決して、財布の中身が不足していることではない。(←キッパリ!)
韓国ドラマ 「シグナル 原題 시그널」(キムヘス・イジェフン・チョジヌン)も今見ているドラマだが、現在韓国で放映中のドラマなので、すぐに追いついてしまう。
(それぐらいおもしろい)
韓国ドラマ「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」が完ぺきなドラマであったにもかかわらず、それを押しのけて、チュウォンが最優秀演技大賞(SBS)をとったのがどんなドラマなのか、自分の目で確かめなければ、という好奇心もあった。
チュウォンの演技力は、韓国ドラマ「グッドドクター」ですでにじゅうぶん証明されている。
しかも、今回も医者の役である。
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どんなドラマでもそうだが、第1話というのは相当力を入れて作られている。
だから、1話を見ると、だいたいおもしろいドラマかどうか、ということは判断できる。
たまにはずれることもあるが、1話が全然で、それからおもしろくなる、というのはあまりない。
「ヨンパリ 용팔이」というのは、
용하다(ヨンハダ)と돌팔이(トルパリ)を合成した言葉だ。
- 용(龍)하다 すぐれている、並はずれている
- 돌팔이 ヤブ医者
王の顔のことを
용안(龍顔)
と表現する。
龍の夢は、いいことのきざしとして喜ばれる。
とにかく、龍というのは、すばらしくすぐれた存在とされているわけだ。
チュウォン演じる「ヨンパリ」は、病院でケガを治療して警察に発覚することをおそれる、そんな事件がらみの患者を、高額の報酬で治療する腕のいいヤミの医者だ。
チュウォンは、病院に宿直しながら、夜、その電話を受けると駆けつける。
そして、また勤務している財閥系のハンシン病院でも手術を行う。
チュウォンは、研修医(レジデント)ではあるが、腕がめちゃめちゃいいので、他のベテランの外科医からも、しょっちゅうヘルプを要請されている。
チュウォンが勤めるハンシン病院は、金持ちのVIP患者を専門的に診る病棟を持つ。
チュウォンは、自分が執刀した患者がVIPと知ると、その病室をたずね、自分の功を宣伝して、金一封を受け取る。
ヨンパリとして、ヤミの仕事をしているのは、借金を返済するためで、チュウォンがそこまでお金にこだわるのは、透析を受けている妹の治療費や、自分が医大に通った学費の借金を返済するためのようだ。
そんな中で、また呼び出されるのだが、今度のけが人はさすがにヤバい。
チュウォンはその傷を見て、すぐに事件がらみと見抜き、逃げ出そうとするが、脅されて仕方なく手術する。
そして手術の現場に警察が捜査に入って来る。
親分である「患者」を乗せて車で逃げるチュウォン。
だが、警察にはさまれ、にっちもさっちも行かない状況に。
そこでチュウォンがとった行動は。。。
医療ドラマは久しぶりだが、やっぱりおもしろい。
医療用語を覚えられるのがいいし、スピード感がある。
キムテヒは、どうも財閥の令嬢らしい。
その兄役(チョヒョンジェ)もイケメンだ。
どこかで見たことがある。以前はたぶん美青年だったと思うが、今は中年の雰囲気がある。
ドラマの1話目から、病院という世界が、今も「白い巨塔」だということが随所にあらわれる。
韓国ドラマ 「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」は、主演のキムレウォンをはじめ、俳優たちの演技力のうまさと、出演した俳優たちも絶賛する脚本のよさ、演出のすばらしさと、三拍子そろったすばらしいドラマだった。
はたして、チュウォンが、キムレウォンを押しのけて最優秀演技大賞を受賞した
韓国ドラマ「ヨンパリ」
が、それを上回るすばらしいドラマなのか。
チュウォンの演技力を楽しみながら、新しいドラマ「ヨンパリ」の世界に入って行こうと思う。
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