韓国ドラマ「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」第10話 キムレウォンの追求をのがれ「英雄」になる検察総長イテジュン(チョジェヒョン)とチョガンジェ 本当にやせていくキムレウォンのリアリティ
韓国ドラマ「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」第10話。
このドラマは、韓国の政治をリアルにえがくドラマだ。
検察が、権力と手を握り、もう一つの権力機関になっている。
実際にも、財閥グループから金品を受け取っている
スポンサー検事
のことが、ニュースでひんぱんに報道されている。
キムサンミン会長が不正な資金を管理するためにつくった資産運用会社の実質的な所有者であることを暴露したイテジュンとその部下のイガンジェ。
その事実を発表したのは、自身の窮地を脱するためのやむをえない手段に過ぎなかった。
にもかかわらず、逆に二人は「巨悪を追いつめた英雄」にまつりあげられてしまう。
その人気に自信をえた検察総長のイテジュンは、次なる野望を抱く。
それは、大統領選に立候補することだ。
法務部長官のチェミョンギル(ユンジスク)は、イテジュンのその野望に驚き、警戒する。
イテジュンは、有力な大統領候補である政治家たちが、不正に企業から資金を受け取っている国会議員の調査も始める。
すべては、功績をあげて、自分が大統領候補になるための布石だ。
イテジュンのその意図に気づいたキムレウォンは、どうにかしてイテジュンのその野望の実現をさえぎろうとする。
この韓国ドラマ「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」を見ていると、お互いが次々に立場が入れ替わるので、かたときも気を抜けない。
勝利が次の敗北の下敷きになる。
政治の世界のパワーゲームがダイナミックにえがかれていて、おもしろい。
キムレウォンは、脳しゅようで余命宣告を受け、病気の進行とともに、回を重ねるごとにやつれていく様子をみごとに演じている。
ドラマの進行とともに、実際に体重も減っているように見える。
ドラマの中で食事をするシーンでも、スイカと野菜しか食べていない。
スイカは、ドラマの中で、キムレウォンが好きな果物という設定だ。
実際にもかなり徹底して体重を管理しているようだ。
イミンホと共演した韓国映画「江南ブルース」で15キロ体重を減らし、完ぺきなまでに鍛えた筋肉を披露したキムレウォン。
みごとな役者魂だ。
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