おすすめ 韓国ドラマ 「パンチ~余命6ヶ月の奇跡 原題 펀치」 最終回 キムレウォン ラストまで息つくひまなく見せる すごい展開に感動!
韓国ドラマ 「パンチ~余命6ヶ月の奇跡 原題 펀치」(キムレウォン・チョジェヒョン・チェナムギル・キムアジュン) 最終回
14話まで息もつかずに見て、「疲れ」を感じてしばらく視聴を休んでいた。
15話からまた復活したのだが、すぐにドラマの世界に入ることができた。
キムレウォンは本当にすごい俳優だ。
脚本を書いたパクキョンスと、韓国ドラマ「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」を演出した制作陣もすごい。
17話から、ドラマはますます予測不能の世界に入っていく。
キムレウォンは、本当の悪である、法務部長官のユンジスク(チェナムギル)と、検察総長のイテジュン(チョジェヒョン)の二人を追いつめようとする。
ドラマの最初では、正義の味方のように見えていたユンジスク(チェミョンギル)が、実はきわめて個人的な息子の兵役忌避問題を隠ぺいするために、キムレウォンを陥れた事実。
そして、その苦境から抜け出すために、キムレウォン(パクチョンファン)はユンジスクが、打倒の対象とするイテジュンと手を組んだ事実。
恵まれた環境に生まれ、一切自分の手を汚すことなく、栄光の道を歩んできたユンジスク。
だが、その本質は、息子の兵役忌避問題が世間にあかるみに出ることにより、自らの名誉が傷つき、退陣を与儀なくされることをおそれている。
ユンジスクがいつも語るのは、「イテジュン検察総長を追いやり、信頼できる人物で検察組織を再編成」して、検察を改革するという名分だ。
だが、自身の汚点を隠す行為が、次々と新たな罪に手をそめることにつながっていく。
17話の終わりにいたって、ついに、踏み入れてはならない領域にアクセルを踏みだすチェミョンギル。
そこから18話・19話への展開のしかたは見事だった。
ふつう、よくできたドラマでも、最終回の1話手前になると、ラストの展開が見えて、スピードダウンするものだ。
こういう点が、私が、
最終回不要論
を唱える根拠の一つであったりもする。
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だが、最終回まで一気に、しかも最後の瞬間まで息をつかせない。
そして、あざやかな反転。
死期が迫るキムレウォンが、発作の時に、なぜ痛み止めのアンプルを注射しなかったのか、その理由を後で視聴者は知ることになる。
この時のキムレウォンの演技は、鬼気迫るものがある。
脳腫瘍が末期となり、動かない足で、地下鉄に下りる階段を転げ落ち、それでも走り続けるその姿を見ていると、キムレウォンと一緒に走りたくなってくる。
キムレウォン演じる検事パクチョンファンは、本当に頭のいい人物だ。
脚本を書いたパクキョンスは、
韓国ドラマ「チェイサー 追跡者 原題 추적자」(ソンヒョンジュ・キムサンジュン)
韓国ドラマ「黄金の帝国 原題 황금의 제국」(コス・イヨウォン・パククニョン・キムミスク)
から、はるかにグレードアップしている。
情緒的な部分にも細やかに配慮しつつ、ドラマの躍動感ある展開と、視聴者の予想を次々と裏切るシナリオは本当にすばらしい。
この韓国ドラマ 「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」は、2014年の年末から2015年 3月にかけて放映されたドラマだ。
SBSの2015年の最優秀演技大賞が、なぜキムレウォンでなかったのか、疑問に感じるほど。
実際には、キムレウォンではなく、韓国ドラマ「ヨンパリ」のチュウォンが受賞した。
だが、韓国ドラマ「ヨンパリ」を10話まで見たところでは、「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」のキムレウォンの方が圧倒的にその資格があるように見える。
キムレウォンは、圧倒的な迫力の演技力で、主人公のパクチョンファンという人物を演じきった。
最終回の、ラストのエンディングテロップが流れるまで、深い満足感で見終えることのできた韓国ドラマ 「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」に感謝したい。
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