「脳が認める勉強法」で韓国語を高速でマスターしよう! 意識的に「覚える時間」をつくると、10倍早く韓国語が記憶できる



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「脳が認める勉強法」(ベネディクト・キャリー)


この本はすぐれた本だ。


韓国語の勉強だけでなく、さまざまな試験に対する、効果的な勉強のしかたが紹介されていて、とてもためになる。


脳が認める勉強法 [ ベネディクト・キャリー ]


特に、韓国語の実力を伸ばすうえで、とても有意義な方法が紹介されていた。


何かを勉強する時に、それを「覚える時間」を意識的につくると、記憶に残る確率が格段に伸びる、というもの。


韓国語の勉強でいえば、テキストのひとつのユニット(項目)を1日30分勉強するとする。


その場合は、3分の1(10分)を、テキストの内容を理解することにあてて、あとの3分の2(20分)を覚えることにあてる。


そうすると、かなり高い確率で、その韓国語が頭に入る、という。


いくら勉強しても韓国語の力がつかない、と感じている人は、日々の勉強の中で、


 意識的に韓国語を覚える時間


をつくることをおすすめする。


そして、次に復習する時は、いきなりテキストを見ないで、

 まず、思い出してみる


ことがたいせつ。


この「思い出す」という行為は、自分に対するテストになる。


「記憶から韓国語を思い出す」訓練を繰り返すほど、深く記憶されるのだ。



できる韓国語初級(1)新装版 [ 新大久保語学院 ]


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テキストをいきなり見る前に、5分でもいいので、この前勉強したことを思い出してみよう。


こういうトレーニングを日々、やっていると、知らない間に韓国語の実力がついてくる。


昨日見た韓国ドラマの中の気に入ったセリフを思い出してみるのもいい。


これを習慣にすると、韓国語のテキストやMP3が手元になくても、いつでも韓国語の勉強をすることができる。


銀行のATMで、ただ順番を待っている時でさえ、韓国語の勉強の時間になる。

電車を待っている時、昼食を食べに行って、料理が出てくるのを待っている時間も、韓国語の勉強をすることができる。


そして、どうしても思い出せないところを、後で、テキストや、韓国ドラマの画面を見て確認する。


これを習慣にすると、ほんとうに信じられないほど韓国語の力がついてくる。

韓国語の単語が覚えられない、と嘆くより、何回も思い出して記憶に入れてやろう、とすることだ。

この方法をつねに使えば、本当に無限大に韓国語の単語を覚えることができる。


要は、試験でまちがったところほど、強く印象づけられるようなものだ。


これは、ある意味、字幕なしで韓国ドラマを見ることと似ている。

浮き輪なしで、泳ぐようなものだ。


つねに、韓国語のテキストをそばに置いて確認していると気づかない、自分の弱いポイントが、この方法だとはっきりわかる。

だから、そこに力を入れて復習すればいいわけだ。

また、意識的に覚える、思い出す、ということを繰り返すと、より深く記憶に残すことができる。


韓国語のテキストをただ読むより、思い出しながら朗読するのがいい、というのも同じことだ。

音読を10回するなら、3回音読して、あとの7回は、テキストを見ないで韓国語を口に出してみることだ。


そうするとどんどん韓国語が自分の身についていくのを感じるはずだ。


脳が認める勉強法 [ ベネディクト・キャリー ]







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