2016 おすすめ 韓国ドラマ 「パンチ~余命6ヶ月の奇跡 原題 펀치」 日本語タイトルはまちがっている!! 「パンチ」の本当の意味に迫ってみた
韓国ドラマ 「パンチ~余命6ヶ月の奇跡 原題 펀치」(キムレウォン・キムアジュン・チョジェフン・チェミョンギル)
権力の最高の座を目指して野心にみちていた検事パクチョンファン(キムレウォン)。
自身が補佐するイテジュン(チョジェヒョン)を検事総長にし、絶好調の時に、脳腫瘍(しゅよう)で余命6ヶ月との宣告を受ける。
第1話からすでに、主人公であるキムレウォンのラストが予告されているドラマだ。
韓国語のタイトルは、
펀치
パンチ
とシンプル。
このパンチは、ボクシングのあのパンチである。
だいたい、韓国語のタイトルはシンプルなことが多い。
日本語の題名
「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」
というのは、少々長い。
だが、パンチ、だけでは意味がわからないので「余命6ヶ月の奇跡」という言葉をタイトルに加えたのだろう。
だが、ドラマを少し見たところから、この日本語のタイトルが、どうにも腑に落ちなくなってくる。
なぜかというと、キムレウォン演じる検事のパクチョンファンは、ドラマの最初の方で余命6ヶ月という宣告を受ける。
そして、その後手術をするのだが、手術の後医師から、
余命3ヶ月
と言われるのだ。
実際のドラマの流れも、11月に始まって、終わるのが次の年の2月なので、ほぼリアルタイムで
3か月
だから、タイトルにつけたすなら、
パンチ~余命3ヶ月の奇跡
が正しいのではないだろうか。
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3ヶ月では短すぎるから6ヶ月にしたのか?
それとも、最初の方で、余命6ヶ月、と言われたので、そこからタイトルを考えたのか?
どうもこのタイトルは、「ドラマをきちんと見ていない人」がつけたとしか思えない。
余命6ヶ月と3ヶ月では緊迫感が全然違う。
ドラマ「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」の中で、キムレウォンが何度となく発する
時間がない
というセリフや、一人娘のエリン(キムジヨン)の小学校の入学式(韓国の入学式は3月に行われる)まで生きられるだろうか?というセリフからしても
3か月
に軍配を上げたい。
ドラマ「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」を見終え、このドラマの4話に登場し、その後も、セリフのいろんなところで登場する
落花 (낙화)
という詩をつらぬくイメージからも、そう思うのだ。
このパンチに限らず、「韓国ドラマの日本語のタイトル」は、ときどき、あれ?と思うものがけっこうあるので、また別の機会に取り上げたいと思う。
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