2016 おすすめ 韓国ドラマ 「パンチ~余命6ヶ月の奇跡 原題 펀치」検察と法務省 権力の闇を暴く そのセットのリアリティ
韓国ドラマ 「パンチ~余命6ヶ月の奇跡 原題 펀치」
でやはり一番印象的なのは、
イテジュン検察総長(チョジェヒョン)
だ。
第1話で、キムレウォンは、自分が仕えるチョジェヒョンを検察総長にするため、ありとあらゆる手段を使う。
対立する法務部長官であるユンジスク(チェミョンギル)が推す検察次長の家族の周囲を調べ、追い落とすのだ。
そして、チョジェヒョンは検察総長に。
このドラマでよく登場する検察総長室のセットが特徴的だ。
エレベーターを出て、廊下を曲がり、大きなドアを開ける。
普通、部屋の入り口から、その部屋の主人の机まで、それほど距離はないものだ。
だが、この検察総長室は違う。
入り口を入ると右手にとてつもなく長いテーブルがあって、そこで会議ができるようになっている。
そして、右側の壁には、個性的な文字で、
検察宣誓(キムレウォンが検事の任官式に代表で朗読した文章と同じもの)
が個性的な文字で書かれた額が飾られている。
左側には黒い応接セット。
そして正面のいちばん奥の中央に検察総長の机がある。
だから、この部屋を入って、検察総長のところに行くまでの距離がとても長い。
まるで、歴史ドラマで、臣下が王に急な を告げる時のように、部下たちは入り口から検察総長イテジュンの机まで走るのだ。
この長さが、また検察総長の権力を象徴している。
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対立するユンジスク法務部長官(チェミョンギル)の執務室よりも、数倍大きい。
そして、エレベーターから出た廊下のセットは、パクキョンス(韓国ドラマ 「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」の脚本家)の前作
韓国ドラマ 「黄金の帝国 原題 황금의 제국」(コス・イヨウォン・キムミスク・パククニョン)
で、グループの重役たちの部屋があるフロアのセットと似ている。
余談だが、キムレウォンは、イヨウォン(韓国ドラマ 「善徳女王」)とまだ20代の頃につき合っていたとされる。
第2話で、検察のビルに入り、花束をもらった検察総長のイテジュン(チョジェヒョン)がキムレウォンと一緒にエレベーターに乗る。
そのエレベーターは透明で、フロアから中が見える。
これは、SBSのドラマで最近よく使われている。
韓国ドラマ 「ピノキオ」(イジョンソク・パクシネ・キム)でも、テレビ局のフロアとして登場していた。
検察総長にのぼりつめたチョジェヒョンが、エレベーターで、執務室のあるフロアまで上がる。
入り口のフロアを埋め尽くす検察の部下たちが、一斉に95度で深々と頭を下げる。
それをキムレウォンとイテジュンが見下ろしているというシーンだ。
このシーンの演出は本当に見事だった。
特に、その直後、主人公のキムレウォンを襲う悲劇と、この幸福の絶頂を象徴するシーンが、ドラマ 「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」の中で頻繁に登場する。
사람은 가장 화려한 순간에 가장 소중한 것을 잃는다
人は、最も華やかな瞬間にいちばん大切なものを失う
韓国ドラマ「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」の冒頭に語られるこのメッセージは、いろんな意味を含んでいる。
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