2016 おすすめ韓国ドラマ「記憶原題 기억」イソンミンは母パンヒョジョンを「オンマ」と呼ぶ記憶を失くして得たもの

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2016 おすすめ韓国ドラマ「記憶原題 기억」イソンミンは母パンヒョジョンを「オンマ」と呼ぶ記憶を失くして得たもの

2016 おすすめ韓国ドラマ「記憶原題 기억」イソンミンは母パンヒョジョンを「オンマ」と呼ぶ記憶を失くして得たもの

2016年6月29日 [韓国ドラマ, 韓国男優, 記憶, イソンミン]

韓国ドラマ「記憶」（キムジス・パクジニ・ジュノ【2PM】）

このドラマで主役のイソンミンは、40代半ば、という設定だ。

イソンミンは１９６８年生まれ。

イソンミンが勤務するのは、巨大弁護士事務所である、太善（テソン）ローファーム。

オーナー役のチョンノミンは１９６６年生まれだ。

見た目は、チョンノミンの方が、イソンミンより若く見えるのだが。

ドラマの中で、イソンミンはチョンノミンのことを

선배 ソンべ

先輩

と呼ぶ。

母パンヒョジョンを「オンマ」と呼ぶイソンミン

イソンミンには母がいる。

イソンミンは母のことを

オンマ 엄마

と呼ぶ。

以前、

成人して結婚しても、自分の母親のことを「オンマ」と呼ぶ男性は、精神的に未熟な場合が多い

と書いたことがある。

だが、イソンミンの場合は違う。

父が家族を捨てて家を出て、その後、苦労した母親に親孝行したい、という思いと、母との距離の近さがそう呼ばせるのだと思う。

それと同じことが、韓国ドラマ「パンチ～余命6ヶ月の奇跡」のキムレウォンにもいえる。

父を早くに亡くし、女手ひとつで、自分と妹を育ててくれた母　キムヨンオクのことを、キムレウォンは誰よりも考えている。

そしてキムレウォンも母親のことを

オンマ

と呼んでいた。

キムレウォンには父親がいなかったが、イソンミンには父親がいる。

だが、その父に対しての感情は完全にこじれている。

イソンミンは、若年性アルツハイマーにより、少しずつ記憶に障害があらわれる。

絶対に許したくなく、そして父親と認めたくない父に対する感情も、いつか忘れるのだろうか。

この韓国ドラマ「記憶」には、よくある

　ドロドロ

はない。

パンヒョジョンの「母の手」のぬくもりと息子イソンミンへの愛情

だが、親の子に対する情が、いろんなシーンでこちらに伝わってくる。

なかでもイソンミンの母親（パンヒョジョン）がイソンミンを思う気持ちの表現がなんともいえない。

パンヒョジョンの手は、母の手だ。

手は、その人の人生をあらわしている。

韓国ドラマを見ていて、ある程度、年をとって苦労している、という設定なのに、手があまりにもきれいだと興ざめすることがある。

パンヒョジョンの手は、本物の母の手だ。

大きく、苦労を重ねた、あたたかみのある、そんな手だ。

パンヒョジョンは、韓国ドラマを見ている人ならだれでも一度は見たことがある女優だ。

イスンギの韓国ドラマ「華やかな遺産」

パクユチョンの韓国ドラマ「屋根部屋のプリンス」

で、それぞれ、イスンギ・パクユチョンのハルモニ（おばあさん）役だった。

現在、イスンギもパクユチョンも兵役入隊中。

イスンギは現役の陸軍、パクユチョンは公益としてソウルの江南（カンナム）区役所に勤務中だ。

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最近では、チェジウが主演してヒットした

韓国ドラマ「２度目の二十歳」

でも、チェジウのハルモニ役で出ていた。

イソンミンの母の息子への思い。

また、イソンミンの妻であるキムジスの母パクチュングムの、娘への思いと、娘婿であるイソンミンへの思い。

いろんな立場で、相手を思うセリフと表情の演技がなんともいえない。