ユアイン 人気爆発の秘密 甘いマスクだけじゃない 「モノ言う」韓流スター 兵役後が楽しみな演技派
ユアインは、日本では、韓流スターの印象が強い。
だが、韓国では、
社会的な発言をはっきりする人物
として知られている。
ユアインのツイッターでは、社会のいろんな問題について発言するユアインのもうひとつの姿を見ることができる。
芸能人が、社会的な問題について発言することは、リスクをともなうことでもある。
それにもかかわらず、自身の意見を世の中に向けて発信しつづけるユアインは、
勇気ある若者
であるといってよい。
ユアインがこれまでに出演した韓国映画
「ワンドゥギ」(キムユンソク)
「カンチョリ俺とオカンの明日」(キムヘスク)
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などを見ても、社会の底辺にありながら、希望をもって生きる姿がえがかれている。
「ワンドゥギ」の中で好きなシーンは、
高校の制服を着たユアイン(その高校の教師役が、キムユンシクだ)が、自分の生みの母親がフィリピン人であることを知る。
障害のある父と、フィリピン人の母、自分の不幸は決定づけられた
というユアインの声が流れ、ユアインは、制服のズボンのポケットに両手をツッコミ、高架下をひとり歩く。
ユアインの孤独と、社会の中で捨てられた存在であることに対する絶望感が、画面からにじみ出る。
そして、そんな救いようのない現実の中でも、人と人が心を通い合わせ、いっしょに生きていくすばらしさもえがかれる。
見たあとで、心がほっこりする、そんな映画だ。
ユアインのそんな魅力が、
韓国ドラマ「密会」
でも発揮されたのだと思う。
つまり
「成均館スキャンダル」
のような、
꽃미남 イケメン
の韓流スターではなく、
社会的な発言もし、世の中とまっすぐに向き合って、演技を繰り広げてきた、
20代の俳優・ユアインの集大成
が、
韓国ドラマ「密会」
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だったのであり、今のユアインの活躍なのだと思う。
映画「ベテラン」(ファンジョンミン)・「思悼(サド)-8日間の記憶」(ソンガンホ)
の2本の映画で、ベテラン俳優相手に、現代ものと歴史もの、まったく違うジャンルの映画を、みごとに演じることができたのも、それまでの積み重ねがあったからだ。
ただのアイドルではないユアインへの期待が高まるのはこういうところにもあるのだろう。
ではまた
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