おすすめ 韓国ドラマ「六龍が飛ぶ」 ユアイン その不思議な魅力 繊細さと大胆さの両方を兼ね備えた俳優 「密会」イソンジェに似た二面性が魅力
ユアインは不思議な俳優だ。
韓国ドラマ「密会」(キムヒエ)では、ユアインのそんな二面性がよく表現されていた。
年上の女性に憧れる、繊細でこわれそうな純粋さと、ピアノを弾くときの、気品にみちた、神々(こうごう)しいまでの堂々とした姿。
その2つの極から極への姿が、逆によりいっそう、ユアインを繊細に見せている。
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この韓国ドラマ「六龍が飛ぶ」でも、ユアインは、そんな魅力をじゅうぶんに発揮している。
若さゆえの未熟さと、それでも、結果をかえりみずに挑戦する勇気。
行動することだけが現実を変えると信じるその姿は、だれの目にもまぶしい。
ユアイン演じるイバンウォンは、彼が師匠とあおぐ、キムミョンミン(チョンドジョン)ですら、驚くほどの行動力と、度胸のよさを見せる。
ユアインの魅力は、ベテランの俳優を前にしても、一歩も引かないところだ。
かといって、まわりの俳優たちを食ってしまう、そんな演技ではない。
個性的な俳優である、キムヒエとの共演でも、ユアインは、キムヒエの魅力を存分に引き出しつつ、自分をおさえることで、よりいっそう、若く、もろい天才ピアニストを演じていた。
だから、ユアインには、どんな演技でもできる幅広さがある。
韓国映画「ベテラン」では、希代の悪いやつを演じた。
そんなユアインと密会のユアインは正反対のように見える。
だが、これが、俳優ユアインのもつ魅力であり、奥の深さなのだと思う。
ユアインの表情は、時にこわれそうで、時に力強い。
そんなユアインの演技力が発揮されていたのが、16話で、海東甲族(ヘドンガプチョク)の会合の場に乗り込んで勝負をかけた時だ。
ユアインが演じるイバンウォンの一世一代の勝負を賭けた瞬間の緊張感はすごかった。
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