ソンイルグク「スーパーマンが帰って来た」三つ子(テハン・ミングク・マンセ)食べ物のうらみはおそろしい? ① たくましい3人の抗議行動


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「スーパーマンが帰って来た」
ソンイルグク三つ子(テハン・ミングク・マンセ)たち。

この番組を見ていると、子どもたち一人一人に個性があって、興味深い。

 
ある日、ソンイルグクが3人を歯医者に連れて行く。

まず、駐車場に行くまでが大変だ。

3人なので、抱っこして連れて行くわけにもいかない。

2歳を過ぎた時点で、一人体重は、15キロは超えているからだ。

 
車に乗せようとしても、末っ子のマンセは、車(子どもたちは、これを「뛰뛰 ティッティッ」と呼ぶ。日本語でいうと「ブーブー」といった感じか)に目がない。

まず、最初に運転席に座りたがる。

 
その間に、あとの二人を後部座席に乗せてチャイルドシートの安全ベルトを装着。

そしていやがるマンセを後ろの座席へ。

 
歯医者に連れて行くと、いきなりまん中のミングクが泣き始める。

以前、歯医者に来た時のことを覚えているのだ。

ソンイルグクによると、ミングクは記憶力がいいという。

こういう場合、記憶力は、いやなこともよく覚えている方に作用しているわけだ。

 
ミングクが泣きだすと、それにつられて末っ子のマンセも泣き出す。

長男のテハンは、何も気づかず、きょとんとした表情だ。

 
ソンイルグクは、いやなことは早く済ます方がいいだろうと、ミングクから治療を受けさせる。

治療の間、ソンイルグクは子どもの体をしっかり押さえつけている。

ミングクは、ソンイルグクに最大の抵抗をする。

 
その次は、マンセ。最後にテハンだ。

テハンは最後まで、自分も治療を受けるということに気づいていない。

ソンイルグクによると、テハンがいちばんソンイルグクと性格が似ているという。

おおらかなのだろう。

食欲も旺盛で、ひと口に食べる量が多い。ソンイルグクも大食漢で知られる。

 
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ようやく治療を終えた後、車に乗り、朝食を食べていないソンイルグクは、通りがかったパン屋でサンドイッチを買い込む。

「お腹がすいた」

と、サンドイッチを次々に口に放り込むソンイルグク。

 
おいしそうにパンを食べるアッパ(お父さん)の姿に、三つ子たちが、

 
 「아빠 빵 (アッパパン)」
アッパ(お父さん)のパン

 
の大合唱。

 
自分たちにもパンをくれ、というわけだ。

 
ソンイルグクは、「これはアッパのごはんで、アッパは朝ごはんも食べていないんだよ。それに、歯医者の先生が30分は何も食べちゃいけないって言ってただろ?」

と説明するのだが、そんな理屈が2歳児に通じるはずがない(笑)。

 
3人がそろって「아빠 빵 (アッパパン)~!」を合唱しながら大泣きする。

たまりかねたソンイルグクは、「よし、アッパがみんなの好きな、おいしい酢豚を食べさせてあげるよ。おまけにアイスクリームも」

というと、3人はぴたりと泣き止む。

 
このへんが本当にかわいらしい。


 
 

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