韓国から日本に帰って来て思うこと スピードが命の韓国 「速さ」と「ていねいさ」は両立不可能 なのか?なぜか短気になっている自分に驚く
韓国でクリスマス前の数日間を過ごし、日本に帰って来た。
韓国では、緊張感に包まれていたからか、日本に帰って来てもしばらく、日本ののんびりした空気になじむことができなかった。
とにかく、前を歩く人の歩く速度が遅すぎてイライラしてくるのだ。
信号が青から赤に変わりそうでも、平気でダッシュして走ってしまう自分がいる。
韓国では、そんな行為をすることは命がけなので、とてもできなかった。
クリーニング店に行っても、ていねいに説明して、時間がかかる受付にいらつく。
とにかく、どこに行ってものんびりしすぎている。
ていねいと速さ
は両立しないのだと実感する。
クリスマス前最後の日曜日の夜。
美しくライトアップされた清渓川(チョンゲチョン)を歩いたあと、近くにあるスタバに入った。
トイレの中は、まるで駅のトイレのように、ゴミが信じられないくらいあふれていた。
韓国はとにかくどこへ行っても早い。
そして表面上は美しい。
だが、細かいところは行き届いていない。
バスは、バス停に停車する前からドアをあけているし、ドアがしまる前からバスは走りだしている。
「飛び乗り歓迎」というわけではないだろうが、飛び乗りしようと思えばできそうだ。
(幸い、実際に飛び乗りした人は見なかったが、「飛び乗りしようと走っている人」は何度か見た)
日本にいると、じっとしていても、ていねいに説明してくれるし、どこへ行くにも案内してくれるので、自然な流れで
指示待ち人間
になってしまっている。
だが、韓国では、自分から主張し、行動しなければ何も変わらない。
日本では、韓国で使うエネルギーの3分の1くらいで足りる気がするのは気のせいだろうか。
韓国だと、とにかく、青信号もすぐに赤に変わるし、赤になったら車は鬼のようにスタートするので、信号を渡る時はいつも緊張感に包まれる。
常に小走りだ。必然的にスニーカーが必須となる。
ソウルの街では、女性はほとんどが、運動靴かブーツだ。
ヒールをはいている人はあまり見かけなかった。
若い女の子でも、繁華街を、近所に出かけるようなサンダルを履いて、ジャージ姿で平気で歩いている。
メイクもシンプルだ。
特に、日本ではやりのつけまつ毛やネイルをしている女性はほとんど見かけなかった。
若い女性のヘアは、ほぼ全員がロングのストレートだ。
韓国ではなじんでいたスニーカー姿が、日本に戻ると、急にチラチラ足もとを見られるような視線を感じる。
日本に帰って来たと感じる瞬間だ。
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ではまた
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