2015年 おすすめ韓国ドラマ「上流社会」が、ただの「財閥ドラマ」でない理由 セリフの中に人生観がにじむ YUIの親友・イムジヨンの演技が魅力
韓国ドラマ「上流社会」
タイトルだけ聞くと、ドロドロしたドラマを想像するが、そういう想像を裏切る韓国ドラマだ。
その理由について考えてみた。
まず、主人公のYUIをはじめとしてソンジュン、パクヒョンシク、イムジヨン。
この4人がどれもさわやかだ。
特に好感がもてるのがイムジヨン。
イムジヨンは、ソンスンホンが主演の
韓国映画「情愛中毒 原題 인간중독」(2014年)
でヒロインに抜擢された韓国女優。
ソンスンホン史上、最もスキャンダラスソン・スンホン「情愛中毒」【通常版】DVD(日本版)
韓国ドラマへの出演は、この「上流社会」が初めてだ。
イムジヨンの表情ゆたかな演技が、見ているものをなごませる。
演技もうまいし、イムジヨンの演じる役柄がとても健全な価値観を持っているのもいい。
恋愛もするが、生きていくために仕事もしなければならない。
結婚して、子どもを生んで幸せな家庭をつくりたい、という夢もある。
人の力を借りて人生を逆転してやろう、というそんな野望もない。
だからと言って希望がないわかではない。
親友のYUIが実は財閥の娘である、ということを知ったあとでも、友だちとして受け入れようとする。
そして、YUIがソンジュンの野心を知って急に態度が変わった時も、さりげなく、ソンジュンの本心をつたえる。
本当の友だちというのは、こういう関係と思えるさわやかさだ。
友人というのは自身の鏡だという。
自分の狭い考えが、友人の視点を通すことで、新しい考え方や、ものの見方をすることができる。
いつも明るいイムジヨンのゆたかな表情を見ているといやされる。
イムジヨンとソンジュンはどちらも貧しい暮らしを知っているので通じ合うものがあり、YUIとパクヒョンシクは、どちらも財閥なので、別の意味で通じ合うところがある。
完全に純粋な愛情もなく、友情にも完全に純粋な友情というものはない。
そんなあいまいなところに光を当てたセリフの数々がきらきらと光って、心を打つ。
そして、YUIの母親役である、ベテランの韓国女優コドゥシムの存在感が、ドラマをひきしめていることはまちがいない。
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ではまた
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