韓国ドラマ「六龍が飛ぶ」第2回 ユアインが主役じゃない!二番目の龍・ キムミョンミン(チョンドジョン)の迫力に圧倒される
韓国ドラマ「六龍が飛ぶ」第2回を見た。
1回目からすごい迫力だったが、2回目はもっとすごい。
さすがキムミョンミン。
キムミョンミンが演じるのは、チョンドジョン(鄭道伝)という実在の人物だ。
高麗の官僚である。
イインギョムは、元と手を握って明と戦おうとするが、キムミョンミンたちは、戦争を避ける道を選ぼうとする。
その中で、キムミョンミンが取った戦略が多くの人の心を動かす。
大きな力にいつも虐げられるのは民衆である、というメッセージが画面を圧倒する。
キムミョンミンのセリフがしびれる。
2話の終わりの方でキムミョンミンが歌う歌に、このドラマのメッセージがこめられている。
イバンウォン(李芳遠)は、イソンゲ(李成桂)の息子だ。
幼いイバンウォンは、父・イソンゲこそ、強い男だと信じていたが、イインギョムの前で頭を下げる姿を見て失望する。
そして、チョンドジョンこそが強い男であると考えるのだ。
この韓国ドラマ「六龍が飛ぶ」の主役は、キムミョンミンのようだ。
キムミョンミンは、演技のうまさで知られる俳優だ。
だが、それほど作品に恵まれているとはいえない。
2014年にキムミョンミンが弁護士役を演じた韓国ドラマ「改過遷善」も、放送局側の都合で最後の数回がカットされ、中途半端な終わり方になった。
それでも韓国ドラマ「改過遷善」が、最後までおもしろかったのは、キムミョンミンの演技力によるところが大きい。
むずかしい法律用語も、完ぺきにマスターしていた。
寝言で出てくるぐらいセリフを覚え込んだという。
韓国ドラマ「六龍が飛ぶ」第2回は、そんな魂の入ったキムミョンミンの本領が発揮された。
見ている者の心を鼓舞する、すばらしい演技だ。
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ではまた
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