ソンイルグク「スーパーマンが帰って来た」三つ子(テハン・ミングク・マンセ)たち 初めての三輪車に乗る! 食いしん坊のマンセは「팥빙수 パッピンス」を最後まで食べ続ける


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「スーパーマンが帰って来た」
ソンイルグクと、三つ子(テハン・ミングク・マンセ)たち。

 
ソンイルグクは、三台の三輪車をかついで、三つ子たちを外に連れ出す。

三輪車のことを、韓国語で、

 세발 자전거
という。

 
三輪車が乗れる広場まで、三つ子を連れて行くのも一苦労だ。

 
3人がそれぞれ違う方向に駆け出すからだ。

 
三つ子たちは、成長とともに、行動範囲も広くなっている。

さすがのソンイルグクも、体力が追いつかない。

 
アッパ(お父さん)のソンイルグクは、小学生の男の子たち3人を見つけ、三つ子たちに三輪車の乗り方を教えてやってくれと頼む。

 
ミングクは、足をペダルに乗せてこぐことをどうにかマスターした。

だが、マンセは、足で地面を蹴るだけで、ペダルでこぐことはしない(笑)。

 

 
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3人の小学生の登場で、かなり助かったソンイルグクは、小学生に、

「ありがとう。アイスクリームをごちそうするよ。家から手押し車を持ってくるから、ちょっとの間子どもたちを見ていてね」

と頼んで猛ダッシュで家から、カートを持ってくる。

 
その間にも、テハンは、アッパのソンイルグクがいないので泣き出す。

 
ようやく戻って来たソンイルグクは、三つ子と小学生を連れて小ぎれいな店へ。

 
注文したのは、

팥빙수 パッピンス
韓国式のカキ氷

だ。

カキ氷にアイスクリームとあずきがのっていて、韓国式の真鍮(しんちゅう)の器に入っているのがおしゃれだ。

 
マンセは、3人の中でいちばん食いしん坊だ。

最後までカキ氷を食べている。

 
ソンイルグクが連れて帰ろうとしても、抵抗している。

しかたなく、もう少しだけ食べさせるソンイルグク。

 
外で遊び過ぎて、帰りが遅くなると、3つ子たちの機嫌は極端に悪くなる。

そして、キッチンの入り口の柵のところで、

배 고파~
お腹すいたよ

 
と泣き出す。

 
この「お腹がすいた」の合唱が始まった時の三つ子たちの姿は、いつもほんとうにせつない。

 
ソンイルグクは、三つ子に間食を与え、急いでごはんの準備に取りかかる。

今日のメニューはカレーだ。

 
ソンイルグクは、手慣れたようすで、ジャガイモとにんじんを細かく切っている。

だが、ごはんを炊くのを忘れていた。

あわてて、ごはんをしかける。

 
出来上がったカレーをおいしそうに食べる三つ子たち。

いちばん早く食べ終わったのはマンセだ。

 
三つ子たちが、たくましいのは、この食べる姿だ。

好き嫌いとかなく、なんでもおいしそうに食べる。

 
そして、食べてる時は、限りなく静かで、幸せそうだ。

この食べるエネルギーが、三つ子のパワーの原動力であり、「スーパーマンが帰って来た」の魅力なのだろう。









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