おすすめ 韓国ドラマ 「2度目の二十歳」 第13話 チェジウ(ハノラ)はなぜ従順な妻になってしまったのか? 夫チェウニョン(キムウチョル)との結婚生活を振り返る
韓国ドラマ 「2度目の二十歳」 第13話
このドラマは、気軽に見れて、なんとなく見ていると元気が出てくる、そんな韓国ドラマだ。
韓国ドラマによくありがちな、
ものすごくいじわるな姑
や、
どうしようもなくいやな人間
は登場しない。
いや、登場するとすれば、チェジウの夫役の
チェウォニョン(キムウチョル)
だ。
妻のチェジウのことなど、いっさい眼中になく、自分中心。
大学教授ということもあるのか、高校を中退したチェジウを軽蔑している。
もとはといえば、自分の責任(できちゃった婚)なのに。
チェウォニョンは、これまで、けっこういつもいい役だったが、今回の「2度目の二十歳」では、完全に悪役だ。
にくたらしい人物ではあるが、どこかユーモラスな部分もあるので、なんとなく見ることができる。
その理由として、チェジウの高校時代の親友である、イサンユン(チャヒョンソク)が、がっつり、見ている者が言いたいことをかわりに言ってくれるところがあるので救われるのだ。
結婚生活は破たんしているのに、妻のチェジウから離婚を実行しようと言うと、先延ばしにしようとする。
ついには、二人で弁護士の事務所に行って作った公正証書まで破棄する。
卑怯な男だ。
チェジウは、そんな夫の態度にあきれる。
夫のことを、
자기애적인격장애
自己愛的人格障害
だと言い捨てる。
実際、この夫には、妻であるチェジウの感情など少しの関心もないのだ。
チェジウの夫の専攻は心理学で、チェジウが大学に入ったのも、心理学を学びたかったからなのだ。
チェジウは心理学を学びながら、夫についても深い洞察ができるようになっていく。
このドラマで、チェジウ(ハノラ)は、
高校時代 生き生きして活発
38歳の今 夫の前では伏し目がちで何も言えない主婦
になっている。
そして、チェジウ自身が過去の自分の人生を振り返ることで、なぜそうなったのかがわかるのだ。
チェジウは、19才で「できちゃった婚」をして、高校を中退。
ドイツに留学する夫に着いて行く。
夫は、現地の韓国人コミュニティにチェジウを接触させることもなく、チェジウを孤立した状態に置く。
ドイツ語を知らないチェジウは、夫を通してしか、ドイツで生活できなくなるのだ。
そして、そんな夫婦の力関係が、今の二人の関係につながっているということに気づく。
チェジウが大学に入ったそもそものきっかけは、夫と知的レベルを合わせたい、という気持ちからだった。
だが、学び、たくさんの人と接触することで、自分と自分をとりまく環境を、冷静に分析的に見ることができるようになっていく。
まさに、イプセンの「人形の家」のノラのように。。。
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