韓国語 「知らない単語は聞き取れない」という不都合な真実
韓国語の聞き取り(リスニング)能力とは何だろうか。
耳がよくなることなのか。
いろいろチャレンジした結果、ひとつの結論に到達した。
それは、
知らない韓国語の単語は聞き取れない
という事実だ。
いくら韓国語の実力があっても、知らない韓国語の単語は聞き取れないのだ。
たとえば、数年前に見た韓国ドラマを久しぶりに見てみると、以前は聞き取れなかったたくさんの韓国語が耳に飛び込んでくるのに気づく。
そう、同じドラマを見ていても、自分が知らない単語は、無意識にスルーしていたわけだ。
日本のドラマや映画でもそうだ。
小学生の子どもと、30代の大人が同じ映画やドラマを見たとする。
どちらも、内容を理解することができる。
だが、30代の大人の方が、映画やドラマからはるかに多くの情報を感じ取っているはずだ。
それは、小学生と大人の日本語力や、経験にとてつもなく差があるからだ。
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人間の脳には、
- 知らないことは認識できず
- 知っていることはスルーする
いう特性がある。
だから、新しい土地に行ったり、旅行をすると、一日が長く感じるし、とても疲れるのだ。
それだけ、新しい刺激に対して脳がフル稼働しているからだ。
だから、韓国語の聞き取り能力をアップさせるためには、耳を鍛えるというよりは、
聞き取れる韓国語の量を増やす
ということが実践的な対策になる。
日本語でも、新語だと
?
になるもの。
韓国語ならなおさらだ。
人間は、言葉を聞いた時、自分の知っている何かにあてはめようとするからだ。
1つ韓国語の単語を覚えることで、韓国語のリスニング能力は、その分だけ向上することになるということを忘れないようにしよう。
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ではまた
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