韓国ドラマで親が子どもの結婚に反対する理由

韓国ドラマで親が子どもの結婚に反対する理由

韓国ドラマの定番は、

親子の葛藤

だ。

そして、その中心は、

結婚

にある。


韓国ドラマの中では、必ず、親は子どもの結婚に反対する。



というか、親がいい人で、子どもの意思を尊重する立派な人格者であった場合、ドラマにならない。笑


また、この別のバージョンとして、結婚には一応賛成するが、とことん嫁いびりをする、という場合もある。


ドラマ「冬鳥」


がそうだ。

このドラマのシオモニ(姑)役のパクウォンスクは、すごかった。

一人息子を溺愛しているのだが、その嫁への拘束が限度を超えている。


見ているうちに、嫁役のパクソニョンに同一化し、早く逃げて、と手に汗を握る気分になる。


韓国女優 パクウォンスク その栄光と影 苦難にみちた人生③ ドラマ「ディア・マイ・フレンズ」で見せた素顔



では、なぜ、韓国ドラマに登場する親は、ここまで、子どもの恋愛に干渉し、結婚にまで口を出すのか。

それは、日本よりも、一族の団結が強いからだといえる。


韓国では、今はだいぶ変わってきているとはいえ、いまだに、結婚したら、親やきょうだいも含めて家族、という考え方が強い。

だから、結婚した当事者どうしさえよければいい、というわけには行かないのだ。


そこには、儒教精神が深く根付いている。


血縁を重視するところも、そこから来ている。


「エデンの東」

もそうだが、出生の秘密、というのが韓国ドラマの大きなテーマだ。

だから、それと連動して、必ず


親子鑑定


というのが登場する。


つまり、血がつながっている肉親かどうか、ということが超重要になるのだ。


親孝行は、日本でも一般に美徳とされているが、韓国はもっと強い。



嫁と姑の葛藤も、とにかくすさまじい。

韓国では、息子の嫁を、その名前で呼ぶことはない。


아기
새 아기

などと呼ぶ。

嫁に子どもが生まれた後は、

子どもの名前を前につけて、たとえば、子どもの名前がソンジュンだったら、

성준 에미

ソンジュンのオンマ


などと呼ぶ。


また、娘の婿に対しては、姓にソバンという呼称をつけて呼ぶ。

たとえば、娘婿の名前がパクソンジュンだったら、姓のパクにソバン(書房)をつけて


パクソバン(박서방)


と呼ぶ。


だから、このルールを知っていたら、ドラマの中で、その呼称が出てくるだけで、


ああ、この若い男性は、この年配の男性の娘婿なのだな、ということがわかるのだ。


このように、結婚すると、ひとつの大きな家族の一員になるわけだ。

だから、いろんなしきたりなどでも、対立することになる。


子どもたちがただ恋愛しているのと、結婚するのとでは、まったく違うわけだ。


それは、日本でも同じだが、韓国の方が、結びつきがより強いといえる。


「韓流」が世界でブームになった秘密 韓国ドラマの「3つ」の特徴 〈演技力〉〈血縁〉〈人生〉

韓国ドラマの定番は親子の葛藤・血縁・貧富の格差



韓国ドラマに出てくるテーマの定番は、

親子の葛藤

血縁

貧富の格差


この3つだ。


この3つがすべて入っている韓国ドラマは、まちがいなくおもしろい。

波乱万丈になる。


貧富の差というのは、コントラストであり、コントラストは激しければ激しいほどいい。


また、貧しい主人公が、復讐を誓い、一念発起して、成り上がる、というダイナミックなドラマのおもしろさがある。


パクソジュンの人気ドラマ

梨泰院クラス

も、その一つだ。



私の大好きなドラマ

密会

のテーマも、

貧富の格差


だった。


キムヒエ演じるオヘウォンは、格差社会の中でその能力を生かして上流階級の秘書として手腕を発揮している。

キムヒエ自身も、そんな自分の生活に満足していた。


それが、ユアイン演じるイソンジェという、純粋な若者と出会うことにより、それまでのキムヒエの価値観が少しずつ崩れていく。


「密会」が見事なのは、そんなテーマを、クラシック音楽と絶妙にマッチさせて、ドラマ性を高めているところだ。



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韓国ドラマ「密会」が韓国の近未来を予言していたドラマである3つの理由


格差社会の頂点が、財閥だ。

だから、韓国ドラマには必ず


회장님 会長


が登場する。


社長ではダメなのだ。

グループ企業のオーナーでなければならないからだ。


コヒョンジョンが離婚して子どもに会えないのも、イジョンジェが現在交際している女性と結婚できないのも、財閥がからんでいるからだ。


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イジョンジェが【結婚できない理由】とサムスン御曹司 イジェヨン 李在鎔(現・副会長)との関係



韓国ドラマをたくさん見ているあなたならわかると思うが、ほとんどの韓国ドラマには、この3つのテーマのうち、どれか一つが含まれている。


私がここ数年見た中で、この3つのテーマのどれにも関係しないドラマはなかった。


ということは、韓国人にとって、血縁関係がそれほど重要だということだ。


結婚すれば、息子や娘は子どもを生む。


そうすると、その孫と親とは血縁関係になる。


だから、親は子どもの結婚に介入するのだ。


そこには、財産問題も大きく関係しているといえるだろう。


この3つのテーマを頭に入れておいて、韓国ドラマを見ると、流れが読めるようになる。


時間がある時に、親族間の呼称について調べて整理しておくと、ドラマの人間関係の理解にも役立つはずだ。



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ではまた

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