おすすめ 韓国ドラマ 「シグナル 原題 시그널」 キムヘス アラフォー女優の決意を感じる キムヒエの「ミセスコップ」より断然おもしろい

韓国ドラマ 「シグナル 原題 시그널」（キムヘス・イジェフン）

やっぱり、キムヘスはすごい。

キムヘスのドラマは、

韓国ドラマ 「オフィスの女王」　２０１３年

以来だ。

実に３年もたっている。

それなのに、キムヘスの美しさは進化している。

不思議だ。

刑事役というのも新鮮だが、これほどはまり役とは。

キムヒエが韓国ドラマ「密会」のオヘウォン室長から、韓国ドラマ「ミセスコップ」で刑事になった時は、はっきり言って、やっぱり違和感があった。

だが、キムヘスは違う。

刑事らしくジーンズとスニーカー。着ているファッションもブラックを基調にした渋めのセレクトだが、美しさがきわだっている。

いつものショートヘアがぴったりはまる。

ｔｂＮは、ほんとにすごい。

まず、この脚本がよくできている。

過去から未来に無線が送られてくる、という発想もおもしろい。

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キムヘスとイジェフンがメインだが、そのふたりを支える二人の刑事もいい。

韓国ドラマ「オフィスの女王 原題 직장의 신」

は、本当によくできたドラマだったけど、キムヘスとしては、立ち位置が少しあいまいだった。

どう言ったらいいのか、キムヘス自身、アラフォーにさしかかり、どういう方向性で行くか、はっきりつかみきれていなかったというか。

だが、韓国映画「チャイナタウン」で、一気に暗黒街のボスを演じて吹っ切れたのか、今回の韓国ドラマ「シグナル」の演技は、見ていてすがすがしい。

キムヘスの方が、キムヒエより４才年下だ。

キムヒエは、結婚して男の子が二人いるが、キムヘスは独身だ。

なんとなく、このドラマを見て、キムヘスの意気込みを感じた。

演技に自分の人生をかける、という覚悟だ。

韓国女優にとって、４０代というのは微妙な年齢だ。

それまでの役ではもう演技もできない。

だからといって、まったく新しいことに挑戦するのも勇気がいる。

そんな不安定な状態を、キムヘスは、韓国映画「チャイナタウン」で完全にクリアしたのだと思う。

韓国映画「チャイナタウン」のキムヘスは、実際のキムヘスとはまるで別人だった。

顔色も悪く、体型も中年の体型だ。

つまり、「美」というものをいっさい排除した役なのだ。

そんな「ゴッドファーザー」のような役を演じたことで、若さへのこだわりがなくなり、それでかえって、前よりきれいになった。

実際、「シグナル」のキムヘスは、韓国ドラマ「オフィスの女王」の時よりも美しい。

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キムヘスは、背が高く足も長いので、ジーンズとスニーカーがよく似合う。

また、ショートヘアなので、よけいにスラリとして見える。

キムヒエの「ミセスコップ」での刑事役は、やや無理をしている感があったが、キムヘスにはそれはない。

キムヘスは、キムヒエほど崩してきていない。

だからといって、外見にこだわって、役柄から離れているわけでもない。

メイクは、本当に素顔のような（ＣＣクリームだけつけたような）雰囲気だ。

それでいて、ここまできれいなのはほんとうにすごい。

ドラマの脚本がいいのも大きい。

正直、韓国ドラマ「ミセスコップ」は脚本がいまいちだった。

役者はＡクラスだが、台本はＢ級という感じだ。

だが、この韓国ドラマ「シグナル」は違う。

本格的なサスペンスドラマで、見ごたえがある。




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