【補佐官】イジョンジェ 年輪の魅力【チャンドンゴンを超えた理由】
- ドラマ「補佐官~世界を変える人たち」(JTBC)
イジョンジェが、10年ぶりにドラマに復帰した作品としても話題を呼んでいる。
放送は7月13日の10話でいったん終了。
韓国ではめずらしい、シーズン制ドラマで、11月にシーズン2が始まる予定だ。
イジョンジェ演じるチャンテジュンは、与党の有力政治家キムガプス【役名 ソンヒソプ】の首席補佐官(議員秘書)だ。
老獪(ろうかい)な政治家キムガプスの有能な秘書であるイジョンジェは、実は、心の中に野望を抱いている。
イジョンジェの演技が、だんだんすごみを増してきた。
https://twitter.com/poporon55com/status/1155395469427785731
ドラマ「補佐官」で、イジョンジェの涙の演技を見て、これは20代の俳優には絶対に真似できないと思った。 そこに、経てきた人生の重みがあるからだ。 ただ、演技というのは、年齢を重ねたからうまくなるものではない。 もともと上手い俳優が、年齢を重ねた時に、味が出る イケメン+年輪=無敵😊
https://twitter.com/poporon55com/status/1151688123144949761
https://twitter.com/poporon55com/status/1153639397721616384
涙の演技にも、年輪を感じる。
これは、若い俳優が真似しても、絶対に出せない風格だ。
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イジョンジェの魅力
イジョンジェのカッコよさをあらためて実感した。若い頃の、外見のカッコよさではなく、中身をともなったカッコよさだ。
イジョンジェのことは前から好きだったが、こんなにも素敵な俳優だとは思わなかった。
現実の政治の世界を反映した脚本のリアルさが、それをいっそう実感させる。
夢を実現するために捨てるもの
夢を実現するために、犠牲にしなければならないものがあるとき、人はどう行動するべきなのか。高い目的を達成するために、許すことができない人物の前で頭を下げることができるのか。
苦渋の決断を下したイジョンジェが、ミイラ取りがミイラになることなく、最初の高い志を実現することができるのか。
ドラマ「補佐官」を見ていると、イジョンジェと一緒にそこにいるような錯覚に襲われる。
イジョンジェ 韓国ドラマ「砂時計」で一躍スターに! その後の長い不振の時期を経て今では観客動員数1000万映画のカリスマ俳優に!
やっと、理想が実現しそうになると、横から妨害が入る。
すべては情報戦。
マスコミをどう動かすか、力のある者をどう動かすかで、瞬時に勝敗が入れ替わる。
その力関係が複雑すぎて、たぶん、普通の神経の人にはついて行けない世界だ。
政治家というのは、まともな神経の人間には務まらない職業なのだろう。
イジョンジェが秘書をつとめるキムガプスは、典型的な政治家だ。
彼の魂には、純粋という言葉は消されている。
すべての人間関係は、自分にとって、プラスになるかマイナスになるかで決まる。
損得勘定ですべてを判断する。
情というのはまったくない世界。
イジョンジェが目指す理想の政治とはかけ離れた、かけひきだけの世界だ。
イジョンジェは、もともと抱いていた大志を実現するためには、自分を信頼する人たちすら裏切らなければならない岐路に立たされている。
イジョンジェは、2つの世界の間で揺れ動いている。
- 愛する人 シンミナ【役名 カンソニョン】
- 尊敬する先輩政治家 チョンジニョン【役名 イソンミン】
- 何があってもイジョンジェを支えようとする、部下であり後輩のユンへウォン【役名 イエリア】
- イジョンジェをしたうインターンのキムドンジュン【役名 ハンドギョン】
ドラマ「補佐官」を見ていると、真実が何なのか、正義が何なのかさえわからなくなってくる。
表情が読めないイジョンジェの演技
特に、イジョンジェの演技のうまさが、その表情の奥にあるものを簡単に読み取らせない。イジョンジェの野心が、個人の成功につながるのか、それとも大きな正義につながっていくのか。
イジョンジェのかすれた声が本当に魅力的だ。
- イケメン=いい声+ハスキー説
イジョンジェはチャンドンゴンを超えた
ここに来て、イジョンジェは、完全にチャンドンゴンを追い抜いたと思う。チャンドンゴンには絶対にできない役だ。
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イジョンジェは、ドラマ「補佐官」で、新しい境地を開いた。策士、策におぼれる、という。
— ぽぽろん@韓国語の達人 (@poporon55com) July 17, 2019
イケメンは、イケメンにおぼれる。
つまり、イケメン俳優は、30代後半になったら、イケメンを一度捨てるべきだ。
捨てても十分イケメンなので心配ない。
ウォンビンも映画「母なる証明」で完全に別の俳優になった。
それが、その後の「アジョシ」の大ヒットにつながった
イジョンジェには、どんな役でもできることを証明した。
同じイケメンでも
- チャンドンゴンタイプ
- イジョンジェタイプ
私が以前から提唱している
- 濃い系イケメン45才定年説←学会にはまだ発表していない
ちなみに、イジョンジェとチャンドンゴンは同い年だ。
- イジョンジェ【46才】 (1972年12月15日生まれ)
- チャンドンゴン【47才】(1972年3月7日生まれ)
韓国映画「シュリ」から17年、俳優 チェ ミンシク は、「イケメン」を捨て いかにして大スターになったのか?
イミンホとキムスヒョンの何十年後を予言しているような気がする。
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俳優でも、一度イメージが固定すると、それを壊すのは難しい。
— ぽぽろん@韓国語の達人 (@poporon55com) May 13, 2019
だから、早めにこわしておく方がいい。
イミンホがいつもイケメンでカッコいい役ばっかりだと、結局見ているほうもあきる。イジョンソクが映画「修羅の獣たち VIP」で悪役を演じたように、全然違う役に挑戦するのもありだと思う♪
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— ぽぽろん@韓国語の達人 (@poporon55com) May 12, 2019
「ザ・キング 永遠の君主」
って、イミンホのイメージにピッタリすぎる。
でも、そういう役もいいけど、キムスヒョンが「プロデューサー」で演じたみたいな、全然ふつうの青年の役もやってほしい
中国のファンがたくさんいるから難しいかな。
一度、そんな役も見たい♪
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