韓流スターも塩顔? 変わる「イケメン」の基準「チャンドンゴン」の時代は終わった! キムスヒョン・イジョンソクの「少女マンガ」系がモテる理由
イケメンの基準も、時代によって移り変わっていく。
韓流スターの中でも、イケメンと呼ばれる基準がどんどん変わって行っている。
たとえば、
イミンホ
イミンホの顔は、チャンドンゴン系の、正統派のイケメンだ。
彫りが深く端正な顔。肌の色も日に灼けていて、たくましい。
ワイルドな男前だ。
最近結婚したペヨンジュンの顔は、やや華奢な貴公子タイプの上品な顔だ。
イ・ジュンギが、ペヨンジュンの系統に属する顔といえる。
キムスヒョンとイジョンソクになると、かなり現代的な顔だ。
肌の色は、女優なみに白いし、顔も小さく、手足が長い。
こういう顔は、歴史ドラマには向かない顔だ。
歴史ドラマでは、顔に陰影があって、ある程度
顔が大きい
方が存在感があるように見えるからだ。
キムスヒョンや、イジョンソクだと、線が細く見えてしまう。
また、キムスヒョン、イジョンソクになると、顔のアップより、カメラを引いて、全身を映した方が、断然カッコいい。
韓国ドラマを見ていても、背が高く、すらっとしている俳優は、顔のアップより、全身を見せる時の方が、引き立つ。
つまり、最近は、顔のつくりだけでなく、スタイルや全体の雰囲気で
イケメン
を判断するようになっているのだ。
だから、キムスヒョンやイジョンソクに対して、
本当にイケメンなの?
と疑問に思う人も出てくるわけだ。
こういう風に、イケメンの基準が変わって行っているのも、時代が求めるものが変わって行っているからだろう。
つまり、女性が男性に求めるものが、
vvvたくましさ→やさしさ
に変わって行っているのだ。
だから、ワイルドで男らしい俳優より、色が白くて、肌もツルツル、甘いマスク、そして女性にやさしい
というのが、女性が求める理想の男性像になっている。
韓国で、歴史ドラマ以外の韓国ドラマを見るのは、圧倒的に女性が多いから、
韓国ドラマは女性のし好を重視してつくられている。
最近、年下の男性と、年上の女性の恋愛ものが多いのも、そういう風潮を反映している。
「君の声が聞こえる」(イボヨン・イジョンソク) 「星から来たあなた」(チョンジヒョン・キムスヒョン) 「密会」(キムヒエ・ユアイン)
キムヒエとユアインに至っては、
20歳差
だ。
昔ならありえないことだ。
反対に、歴史ドラマでは、視聴者は圧倒的に男性が多いので、俳優がイケメンであることはあまり考慮されない。
それよりは、
貫禄があること
演技力
が重視される。
そして、歴史ドラマには圧倒的に
男性の俳優の出演が多い
ので、女優の登場は少なくなる。
韓国ドラマ「チャングムの誓い」(イヨンエ)は、例外的に女優が多く出演する韓国ドラマだった。
歴史ドラマは、男性の視聴者が多く見るので、そこに出演する韓国女優は、
正統派の美人女優
であることが多い。
ハン・ヒョジュが人気を呼んだのもわかるだろう。
ではまた
タグ:韓流スター