2016 おすすめ 韓国ドラマ 「2度目の二十歳」 第16話(最終回) チェジウ(ハノラ)とイサンユン(チャヒョンソク)は、手をつないでキャンパスを歩く
韓国ドラマ 「2度目の二十歳」 第16話(最終回)
チェジウ(ハノラ)は、ノヨンハク(ナスンナム)と差し入れを持って、イサンユン(チャヒョンソク)の公演会場に駆けつける。
ナスンナムは、公務員試験を受けることは辞め、イサンユンの助手の道を選ぶ。
チェジウと仲のよかった大学の同級生のチンギス(パクスンヒョン)は、ノホンハクといい感じだ。
チェジウとイサンユンもお互いの気持ちを確認し、いい関係を保っている。
イサンユンの演劇のタイトルは、
잃어버린 시간을 찾아서
「失われた時を求めて」
だ。
18年間、植物人間として過ごし、長い眠りから目覚めた女性が主人公だ。
主人公は言う。
私の心は18歳の時のままなのに、鏡を見ると目元には小じわが。。。いつの間にか38才になっていたの。
そのセリフにハッとするチェジウ。
それは、長い間、自分自身を見失って生きてきたチェジウ(ハノラ)自身のことでもあった。
演劇の中で、
「現在」
が登場する。
現在はつねに希望だ。
「現在」が語る言葉を聞いて、感動するチェジウ。
チェジウの息子ミンスの彼女だったオヘミ(ハンナウン)も、ミンス(キムミンジェ)といい関係を続けている。
チェジウがミンスの母親であることは知らない。
チェジウとイサンユンは、大学のキャンパスを歩く。
手をつないで。
チェジウは、大学に入ってからあったいろんなことを思い出す。
大学で学び、気づいたことは、すべてチェジウの財産になっている。
それに気づいた今となっては、大学に通う必要はなくなった。
大学で学ばなくても、チェジウは自分で本を読み、いろんなことを自分で考える女性になっていた。
夫と離婚して、すぐにイサンユンのところに行くのではなく、一度イサンユンと決別したことで、自分が進む道も少しずつ見えて来たチェジウ。
いろんなできごとが、登場人物たちを成長させ、自分の進むべき道を考えさせる。
ただ、世間の敷いたレールの上を歩くのではなく、そこで立ちどまり、自分は何をしたいのかを考える。
他人の思考ではなく、自分の頭と自分の感性で、考え、感じ、決定することのたいせつさを語る韓国ドラマ「2度目の二十歳」
軽いタッチで見ることのできるドラマであると同時に、さわやかで、ところどころに、鋭い現実描写がある。
チェジウは、それを淡々と演じた。
大げさなセリフや演技はなくても、今の若者たちの現実を見て、それに心を痛めるようすが感じられる。
長い人生の中で、2度目の二十歳を迎えたハノラ(チェジウ)は、自分の意思で、周囲の人たちと新しい人生を歩くだすのだろう。
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