おすすめ 韓国ドラマ 「お願い、ママ」ユジンの夢はマンションを借りて独立すること! 韓国の住宅事情「チョンセ」「ウォルセ」って何?
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韓国ドラマ 「お願い、ママ」
1話の冒頭は、主人公のユジンが自分が家族から独立して住むアパートを見に行くシーンから始まる。
その契約は、
チョンセ
韓国で不動産を借りる場合は、
- チョンセ 전세
- ウォルセ 월세
の2種類がある。
チョンセの場合は、契約の最初にまとまった金額を支払う。
その代わり、月々の支払いは少なくなる。
また、家を出る時は、最初に渡したお金は戻って来る。
ウォルセは、日本と同じだ。月々の家賃を払う。
ウォルセだと、月々の支払額は、チョンセより多くなる。
チョンセとウォルセでは、チョンセの方が、得だとされる。
家主の方は、最初にまとまった金額を受け取ることで、そのお金を運用するメリットがあるわけだ。
チョンセがけっこう大きな金額になるので、銀行で借りてローンで支払うことも多い。
日本の賃貸事情とは違うところだ。
韓国ドラマ 「お願い、ママ」で、ユジンが住む家は韓国の伝統的な家だ。
まず、門があり、門を入ると、マダンという空間があり、そこからそれぞれの部屋に入ることができる。
ユジンは、兄のオミンソクばかりを偏愛する母親のコドゥシムに反発している。
兄のために学費も協力し、自身は大学進学の夢をあきらめて、高校を卒業して就職する。
ユジンから見れば、兄は虚栄心のかたまりだ。
ブランド物を身にまとい、高級外車に乗り、それなのに、家にお金を入れることはない。
ただ、この兄のオミンソクにも突然、危機が訪れる。
所属していた一流ローファームから、いきなり追い出されることになるのだ。
そのローファームは、財閥の息子が経営にかかわっている。
その息子と がかつての同級生であり、オミンソクのことをこころよく思っていないのだ。
長男のオミンソクは、韓国ドラマ「上流社会」でいうと、ソンジュンのようなタイプだ。
上昇志向が強く、上流社会の人間がうらやましく、その世界に近づこうとしている。
だが、結局、現実の世界では、金持ちの親がいる者にチャンスが与えられるという、現実の壁にぶち当たる。
ローファームを辞めて、自分で事務所を借りようとしても、自分の力で借りれるような金額の事務所がなかなか見つからない。
それまでは、外車に乗って、自分の能力で世の中を生きていけると思っていたオミンソクは、一転して厳しい試練に直面する。
そんなオミンソクのおかれた状況を、ユジンはもとより、母親のコドゥシムも、父のキムガプスも知らない。
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