【マザー】第2話 韓国ドラマで比較 芦田愛菜よりうまい 子役 ホユルの演技【ユンボギという名前の秘密】

韓国ドラマ「マザー」

韓国女優イボヨンの透明感のある美しさと、子役のホユル【役名 ヘナ】の演技が光る。

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ホユルが演じているのは、日本で放送された「マザー」で芦田愛菜が演じていた役だ。

芦田愛菜の「マザー」は見ていないが、このホユルの演技力はすごい。


子役ホユル【役名 ヘナ】の演技がうますぎる

一般から公募された子役なのだが、まずホユルには、
  • 幸(さち)うすい感
が、全身からにじみ出ている。

けなげで、一生懸命で、イボヨンじゃなくても、こんな子どもを見たら手をとって逃避行に走りたくなってくるはず。

同時に、こんなかわいい子を虐待する若いシングルマザー(コソンヒ)とその愛人の男(ソンソクク)への怒りが高まってくる。

この二人のコンビが、
  • ドラマ「スーツ/SUITS~運命の選択」
に登場する、というおもしろい事実をあとで発見したりもするのだが。

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最近何かと評判のtvNの最新ドラマだ。

同じ時期に始まった、コヒョンジョン・イジヌクの

 
  • ドラマ「リターン」
 
に比べて圧倒的なレベルの高さを見せていた。

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それが第2話に入り、なんとなく雲行きがあやしくなる。



イボヨンとホユルの「逃避行」が始まる

イボヨンは、ホユルを、虐待している母親と同居の若い男から引き離そうとする。

イボヨンが研究をするアイスランドに一緒に連れて行こうとするのだ。

ホユルに野球帽とジャンパーを新しく買い、男の子のような恰好をさせる。


ホユルの偽名「ユンボギ」に隠されたメッセージ

ホユルがイボヨンのことを
  • ソンセンニム 先生
と呼ぶのに対して、
  • オンマと呼びなさい
と教える。

ホユルの名前も、別の名前で呼んだ方がいいと判断し、イボヨンは、ホユルに聞く。

ホユルは
  • ユンボギ 윤복이
がいい、という。

ホユルがいつもハングルの勉強をしていた、出前のチラシの店名が、
  • ユンボギの店 윤복이네
だったからだ。

この名前にはもうひとつ深い意味がある。

韓国で、1960年代にベストセラーとなった
  • ユンボギの日記
  • 윤복이의 일기
という本がある。

母を亡くし、父と兄との貧しい生活の中でもけなげに生きる少年・ユンボギの伝記だ。

つまり、
  • ユンボギ
という名前には、
  • 貧しい暮らしをけなげに生き抜く少年
という隠されたメッセージがこめられている。

でもホユルは少女だ。

ユンボギという名前は男性の名前だし、今の子どもにつける名まえではない。

日本でいうと、
  • 太郎
とか
  • 一郎
というイメージだ。

二重の意味で、この名前自体が、人の耳に残る名前だ、ということになる。

イボヨンはアイスランドに行こうとするが

イボヨンは、ホユルとともに、自身の研究を続けるために、アイスランドに行こうとする。

鳥を見たい、というホユルの希望でもあった。

二人は、人目を避けて、高速バスに乗って、インチョン(仁川)に向かう。

だが、そのバスを待っている時に、あやしい中年の女性と出会う。

この女性は、赤ちゃんを連れている。

だが、普通の孫を連れたハルモニ(おばあさん)という感じではない。

どことなしに、わけありな雰囲気を漂わせまくっている。

あやしい中年女の登場で不安がつのる

イボヨンは、とりあえず、泊まるところを探すが、タクシーがつかまらない。

そして、けっきょく、この女性を迎えに来た車に同乗することになる。

女性が経営するゲストハウスの泊まるのだ。

韓国にはゲストハウスがたくさんあるし、私も泊まったことはある。

でも、こんなあやしいゲストハウスは見たことがない。笑

ドラマ「マザー」では、ゲストハウス自体が【悪の巣窟(そうくつ)】みたいにえがかれている。



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ツッコミどころ満載の展開にとまどう

ドラマを見ていると、突っ込みどころが多すぎて、いつの間にかひとり言をつぶやいている。

危険な現象だ。。。


ただ、イボヨンにしても、これからどうするか、まったくあてがない。

海外に逃亡するにも、ホユルのビザがないからだ。

まさか、アイスランドまで密航船に乗って行くわけにも行かないだろうし。

パスポートの偽造まで ハードボイルド映画になるの?

追い詰められたイボヨンは、この女性に頼んで、ホユルのパスポートを偽造してもらうことにする。

ここから、韓国ドラマ「マザー」は、

 
  • ウォンビンの韓国映画「アジョシ」
もしくは、
  • キムヘスの韓国映画「コインロッカーベイビーズ」
 
みたいな暗黒街の世界に入って行く。

どちらも、超ハードボイルドな韓国映画だ。

情け容赦(ようしゃ)のない世界だ。

 
見ていて不安がつのる。

え。。

そんな韓国ドラマだったの。。。( ゚Д゚)

ウォンビンの映画「アジョシ」を思い出す


偽造パスポートの代金はなんと1000万ウォン(約100万円)。

イボヨンはしかたなくその代金を支払うが、前払い、というのがどうにも信用できない。

パスポートができたらかかってくるはずの電話もかかってこない。

それどころか、警察がゲストハウスに乗り込んでくる。

警察の追跡から逃れる、あやしいアジュンマ。

その車に乗り込むイボヨンとホユル。
  • 「お金を返してくれ」
と迫るイボヨンに、ゲストハウスの中年女性は、
  • 「とにかく島に行こう」
という。

島ってどこよ…

そして、「切符を買って来るから待ってて」という。

 
あやしさが連発で演出される。

サスペンスドラマが、完全に韓国版ノアール映画になっていく。

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不安にかられているイボヨンに、同乗していた若い女性が忠告する。

「早くここから逃げた方がいいわ。島に行ったらまともな体では外に出られないから」

と、臓器売買を暗示するような言葉だ。

えーっ、それってウォンビンの韓国映画「アジョシ」の世界やん!?

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イボヨンの過去とホユルに共通しているものは?

とにかくイボヨンはホユルの手を引いて、女から逃げ出す。

電車に乗るイボヨンとホユル。

結局、アイスランドに行くことなく、韓国内で二人の逃避行が続くのか。

 
2話では、イボヨンの幼い頃のシーンも出てくる。

イボヨン自身も、実の親に虐待されていたような感じだ。

つまり、ホユルとある意味、育ってきた境遇が似ているのだ。

一方、行方不明になったホユルの捜索を続ける警察。

刑事のチョハンチョル【役名 チャングン】はその中で、ホユルの母親のコソンヒの行動に疑問を感じ始める。

 
娘が海の近くで行方不明になったのに、誰かにメールをしていたからだ。

この刑事チャングンの登場で、ドラマ「マザー」はまたおもしろくなってきた。

韓国映画「アジョシ」のアンタッチャブルな世界から、最初の映画のようなレベルの高い韓国ドラマに戻ってくれることを祈るのみだ。

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ではまた

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