おすすめ韓国ドラマ「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」第6回 検事キムアジュンは元夫のキムレウォンに「別れの握手」を求める 「紙飛行機」の演出がうまい
韓国ドラマ「パンチ~余命6ヶ月の奇跡」第6回
キムレウォンは、娘との約束を守るために奔走し、ついに元妻のキムアジュンの釈放を勝ち取る。
だが、それは、検事総長のイテジュン(チョジェヒョン)との取引きによって得られた結果だった。
事件の黒幕であるキムサンミン(チョンドンファン)会長を追いつめる決定的な証拠となる「陳述書」を、キムレオンは娘と一緒に自宅の屋上から紙飛行機にして飛ばしてしまう。
そのうちのひとつが、道に落ちるのを見つけるキムアジュン。
この演出がうまい。
キムアジュンは、そんなキムレウォンに失望する。
キムレウォンは、娘を富裕層の子女が通う国際小学校に通わせる夢を捨てていない。
ほとんどが英語のネイティブ(それもすごい)という学校に通わせるため、学資保険と、授業料にあてる通帳を手渡そうとする。
だが、それを拒否するキムアジュン。
そんな汚い取引で手に入れたお金はいらないというのだ。
キムアジュンは、キムレウォンが差し出した国際小学校の入学許可証で紙飛行機を折る。そして、
「これも遠くへ飛ばすわ」と告げる。
そのあと、「握手をしよう」とキムレウォンに右手を差し出す。
離婚する時も、握手はできなかった。
(これが)最後になるような気がして。。。
でも今ならできるわ
と言いながら。
キムアジュンは、キムレウォンと本当の意味で決別することを宣言するのだ。
キムレウォンは、余命宣告を受けて、自身の将来への野望は失ったが、考え方は変わっていない。
世の中は一人の人間の力では変わらないと思っている。
そして、キムアジュンには、子どものことだけを考えろと言う。
だが、キムアジュンは違う。
子どものために、少しでもいい世の中にするのが親のつとめだという信念をもっているのだ。
この時のキムアジュンがカッコいい。
かつては愛しあった二人だが、二人の価値観があまりにもかけ離れてしまったことに今さらながら気づくキムアジュン。
その悲しみに満ちた表情が胸に迫る。
また、突然襲ってくる激しい頭痛に耐え、顔をゆがませるときのキムレウォンの演技もうまい。
これを迫真の演技というのだろう。
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