【工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男】ファンジョンミンとイソンミン【リアルすぎる映像に衝撃】
「工作 黒金星と呼ばれた男 【原題】공작」
実際に、韓国の諜報機関(略称 安企部)の諜報部員だった人物【コード名 黒金星 ブラックヴィーナス】の実話にもとづいて作られた映画。
韓国で490万人を超える観客を集め、大ヒットした作品だ。
映画の封切りは、2018年8月。
2018年4月27日に、韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩委員長の首脳会談が、板門店で行われた。
映画の上映時期が、ちょうど南北朝鮮が和解に向かう時期だったことも、映画の大ヒットの大きな要素だった。
安企部の部長であるクォンヨンヘ【映画では「キム部長」と呼ばれていた人物】は、起訴されたあと、自決を図ったが、結局裁判で実刑(懲役5年)を宣告された。
黒金星(ブラック・ヴィーナス)を北に送り込んだ人物として登場する、チェハクソン室長【チョジヌン】は、実際にはイデソンという安企部の実務者クラスの担当者だ。
北側の人物として登場するキャストの一部も、実在の人物だ。
イソンミンが演じたリミョンウンは、実際にはリホナムという北の対外経済委員会の幹部だ。
リホナムは、北の対外経済事業の分野において、ばく大な影響力をもつ人物であったため、「黒金星事件」の後も、金正日から口頭で警告を受けたのみで、特段の処置は受けなかったといわれている。
チェハクソンがパクソギョンに課した最初の任務は、軍を除隊し、酒とバクチで財産をすべてなくし、過去の戦友たちから事業資金として巨額の金を借りて、返さないこと。
軍の将校から、酒とバクチにおぼれて、金も返さない人間へと転落し、周囲の目をだますことだった。
ファンジョンミン 韓国映画「国際市場で逢いましょう」の筋肉はCG! 今、韓国でもっとも観客を呼べる俳優の魅力
身分を隠すことに成功したパクソギョンは、次の任務に取りかかる。
任務の内容は、北の核開発に助力したと疑われる朝鮮族出身の核物理学者キムジャンヒョク教授を韓国に入国させることだった。
韓国に入国したキム教授から、チェハクソン(チョジュヌン)は、北はすでに書くを保有しているという情報を得る。
北の核開発がどの段階まで進んでいるかを把握する必要性を察知したチェハクソンは、パクソギョン(ファンジョンミン)に、次なる任務を命令する。
それは、
だから、ストーリー自体がほぼ実話だ。
私は、この黒金星が、放送でインタビューに答えるのを何度か聞いたことがある。
実際の黒金星は、ファンジョンミンより声が低く、とても迫力がある声だ。
黒金星によると、映画の内容は、ほぼ実際の通りで、ところどころ、映画をドラマチックにするために演出しているところはあるらしい。
とにかく、韓国で大ヒットした映画なので、見る価値は十分にある。
あまりにもリアルなのだ。
もちろん、映画を北で撮影することはできない。
映画自体は、主に韓国で撮影されている。
ただ、北の主要な施設、風景に関しては、海外のメディアから映像を買い取ったものだという。
このシーンは、映画の中でも特に重要なシーンなので、念入りに撮影されたという。
アメリカのハリウッドから、特殊メイクの専門家を招いておこなわれた。
キジュボンが、金正日役に選ばれた理由は、
イヒョリと対面する北朝鮮の女優役を演じたのは、新人女優だ。
北の方言を半年にわたってトレーニングを受けたという。
実際の北の女優ととても雰囲気が似ている。
実際の映像とオーバーラップするところが、特にリアリティをかきたてる。
重厚で誠実な雰囲気が、映画を安定感あるものにしている。
イソンミンは、ドラマ「記憶~愛する人へ」では、若年性アルツハイマーにかかった敏腕弁護士役を情感たっぷりに演じていた。
アラフォーを過ぎてから、がぜん活躍している俳優だ。
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映画「ファジョン 華政」でも、イソンミンが出ているところまではおもしろかったが、そのあとはドラマの人気もダダ下がりだった。
本当にシブい俳優だ。
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チュジフンが演じるチョンウテクは、表面上は、北京駐在の対外経済委の所属だが、実は、国家安全保衛部(韓国の安企部にあたる)第2局の課長だ。
チュジフンは、最初から最後まで、ファンジョンミンが演じる黒金星(パクソギョン)に疑いの目を向けている人物だ。
久しぶりに見たが、やっぱりカッコいい。
冷たい感じの口元に惹かれる。
チュジフンは、
スラリとした身長と、引き締まった顔が本当にいい。
韓国映画のグレードの高さを、また実感した作品だ。
実際に、韓国の諜報機関(略称 安企部)の諜報部員だった人物【コード名 黒金星 ブラックヴィーナス】の実話にもとづいて作られた映画。
韓国で490万人を超える観客を集め、大ヒットした作品だ。
映画の封切りは、2018年8月。
2018年4月27日に、韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩委員長の首脳会談が、板門店で行われた。
映画の上映時期が、ちょうど南北朝鮮が和解に向かう時期だったことも、映画の大ヒットの大きな要素だった。
監督
- ユンジョンビン
映画の封切り時期
- 2018年8月8日
上映時間
- 2時間17分
撮影期間
- 2017年1月24日~7月25日
製作費
- 165億ウォン(約16億5千万円)
観客動員数
- 497万人
受賞
青龍映画賞 【2018年】
- 〈監督賞〉 ユンジョンビン
- 〈美術賞〉 パクイルヒョン
- 〈チョンジョンウォン人気スター賞〉 チュジフン
百想芸術大賞 【2019年】
- 〈映画部門 作品賞〉
- 〈映画部門 男性最優秀演技賞〉 イソンミン
【出演】キャスト
- ファンジョンミン【役名 パクソギョン 黒金星】
- イソンミン【役名 リミョンウン】
- チョジヌン【役名 チェハクソン】
- チュジフン【役名 チョンムテク】
- キムホンパ【役名 キムミョンス】
- キジュボン【役名 金正日】
- イヒョリ【本人役】
【裏話】実在の人物をモデルにした映画
映画に登場する、韓国の諜報機関である安全企画部(안기부 安企部)の人物は、すべて実在の人物だ。安企部の部長であるクォンヨンヘ【映画では「キム部長」と呼ばれていた人物】は、起訴されたあと、自決を図ったが、結局裁判で実刑(懲役5年)を宣告された。
黒金星(ブラック・ヴィーナス)を北に送り込んだ人物として登場する、チェハクソン室長【チョジヌン】は、実際にはイデソンという安企部の実務者クラスの担当者だ。
北側の人物として登場するキャストの一部も、実在の人物だ。
イソンミンが演じたリミョンウンは、実際にはリホナムという北の対外経済委員会の幹部だ。
リホナムは、北の対外経済事業の分野において、ばく大な影響力をもつ人物であったため、「黒金星事件」の後も、金正日から口頭で警告を受けたのみで、特段の処置は受けなかったといわれている。
【あらすじ】ストーリー
1993年、パクソギョン(ファンジョンミン)は、安企部の海外室長であるチェハクソン(チョジヌン)から、工作員にスカウトされる。チェハクソンがパクソギョンに課した最初の任務は、軍を除隊し、酒とバクチで財産をすべてなくし、過去の戦友たちから事業資金として巨額の金を借りて、返さないこと。
軍の将校から、酒とバクチにおぼれて、金も返さない人間へと転落し、周囲の目をだますことだった。
ファンジョンミン 韓国映画「国際市場で逢いましょう」の筋肉はCG! 今、韓国でもっとも観客を呼べる俳優の魅力
身分を隠すことに成功したパクソギョンは、次の任務に取りかかる。
任務の内容は、北の核開発に助力したと疑われる朝鮮族出身の核物理学者キムジャンヒョク教授を韓国に入国させることだった。
韓国に入国したキム教授から、チェハクソン(チョジュヌン)は、北はすでに書くを保有しているという情報を得る。
北の核開発がどの段階まで進んでいるかを把握する必要性を察知したチェハクソンは、パクソギョン(ファンジョンミン)に、次なる任務を命令する。
それは、
- 中国・北京に渡り、対北の実業家になりすまして、北の幹部に接触し、核開発の進展状況を把握せよ
【超個人的感想】
映画「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」は、実際に韓国の秘密諜報部員だった、コード名- 黒金星 흑금성 フククムソン
だから、ストーリー自体がほぼ実話だ。
私は、この黒金星が、放送でインタビューに答えるのを何度か聞いたことがある。
実際の黒金星は、ファンジョンミンより声が低く、とても迫力がある声だ。
黒金星によると、映画の内容は、ほぼ実際の通りで、ところどころ、映画をドラマチックにするために演出しているところはあるらしい。
とにかく、韓国で大ヒットした映画なので、見る価値は十分にある。
北朝鮮の映像がリアルな理由
私が驚いたのは、北朝鮮の映像だ。あまりにもリアルなのだ。
もちろん、映画を北で撮影することはできない。
映画自体は、主に韓国で撮影されている。
ただ、北の主要な施設、風景に関しては、海外のメディアから映像を買い取ったものだという。
緻密に再現された黒金星と金正日との初対面シーン
圧巻は、黒金星が実際に金正日と対面するシーン。このシーンは、映画の中でも特に重要なシーンなので、念入りに撮影されたという。
金正日を演じたキジュボンの顔は特殊メイク
金正日を演じたキジュボンの顔は特殊メイクだ。アメリカのハリウッドから、特殊メイクの専門家を招いておこなわれた。
キジュボンが、金正日役に選ばれた理由は、
- 体格
- 顔の骨格
イヒョリはイヒョリとして特別出演
イヒョリは、実際にイヒョリ自身として登場する。イヒョリと対面する北朝鮮の女優役を演じたのは、新人女優だ。
北の方言を半年にわたってトレーニングを受けたという。
実際の北の女優ととても雰囲気が似ている。
実際の映像とオーバーラップするところが、特にリアリティをかきたてる。
イソンミンの重厚な演技が光る
この映画の主役は、黒金星を演じるファンジョンミンなのだが、北の幹部役のイソンミンの方が印象に残っている。重厚で誠実な雰囲気が、映画を安定感あるものにしている。
イソンミンは、ドラマ「記憶~愛する人へ」では、若年性アルツハイマーにかかった敏腕弁護士役を情感たっぷりに演じていた。
アラフォーを過ぎてから、がぜん活躍している俳優だ。
【記憶~愛する人へ】おすすめ 韓国ドラマ イソンミンとジュノの演技力 【挿入歌「贈り物 GIFT」歌詞全文訳付き】
映画「ファジョン 華政」でも、イソンミンが出ているところまではおもしろかったが、そのあとはドラマの人気もダダ下がりだった。
本当にシブい俳優だ。
韓国ドラマ「ファジョン(華政)」 視聴率 好調! 本格的な歴史ドラマが今韓国で大人気 「半沢直樹」よりもっとすごい権力抗争の中味
クールすぎるチュジフン
個人的に私が特に目が行ったのは、チュジフンだ。チュジフンが演じるチョンウテクは、表面上は、北京駐在の対外経済委の所属だが、実は、国家安全保衛部(韓国の安企部にあたる)第2局の課長だ。
チュジフンは、最初から最後まで、ファンジョンミンが演じる黒金星(パクソギョン)に疑いの目を向けている人物だ。
久しぶりに見たが、やっぱりカッコいい。
冷たい感じの口元に惹かれる。
チュジフンは、
- ドラマ「マイダス」【チャンヒョク・キムヒエ・イミンジョン】
スラリとした身長と、引き締まった顔が本当にいい。
- 「工作 黒金星(ブラックヴィーナス)と呼ばれた男」
韓国映画のグレードの高さを、また実感した作品だ。
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