韓国ドラマ 「密会 原題 밀회」 オヘウォン(キムヒエ)はなぜ「ピアノマン」を聴いて泣いたのか? イソンジェ(ユアイン)とのつかの間のひととき



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韓国ドラマ 「密会 原題 밀회」
オヘウォン(キムヒエ)は、ソンジェ(ユアイン)としばらく会わないことにするが、切ない気持ちをおさえきれず、ユアインのアパートへ。

ユアインが、アパートのすぐ隣りにある食堂に入ると、キムヒエが一人でスープを食べている。

キムヒエを見て喜ぶユアイン。

二人は、夜のバスに乗り郊外へ。

民宿で一泊するのだが、そこにも監視の手が及んでいる。

監視は一人ではなかった。

一人はキムヒエの夫(パクヒョックォン)が送った監視人であり、もう一人はおそらく財団の理事長ハンソンスク(シムヘジン)がつけた監視人だ。

ユアインは、キムヒエのブランド物の靴を軒下に隠すのだが、それを何者かがカメラで写真に撮っている。

この韓国ドラマ「密会」では、至るところに監視の目がある。

監視の目は、ある時は、監視カメラであり、またある時は、人々の噂だ。

監視社会の中で、キムヒエとユアインには隠れるところはない。



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二人がつかの間の旅行をしていることも、すでに周囲は知っているわけだ。

キムヒエとユアインは、音楽を一緒に聴く。

ユアインが、90年代の曲で何がいいですか?

と聞くと、キムヒエは、

ピアノマン
と答える。

 
アメリカに留学していたころ、財閥の会長の娘であるソヨンウ(キムヘウン)が夜遊びしている間に、ソヨンウがクラブから出てくるまで、カフェで待っていた。

その時にかかっていた曲が、ビリージョエルの「ピアノマン」だったのだ。

 




キムヒエにとっては、「ピアノマン」は、そのころのほろ苦い思い出の曲だ。

 
韓国ドラマ「密会」の中で、この「ピアノマン」をふたりがイヤホンで一緒に聴くシーンはけっこう長い。

画面を見ていてもそう感じる。

 
おそらく、演出のアンパンソクにとっても、思い入れのある曲なのではないだろうか。

 
ユアインは、一日の中で、日が暮れるころが一番つらいという。

それは、キムヒエと別れる時間だからだ。

 
つかの間の旅を終え、一人自分のアパートの部屋に帰るユアイン

暗い部屋のドアを開け、電気をつける。

壁にもたれ、しばし目をつぶるユアインのせつない表情がなんともいえない。







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