【パラサイト】ネタバレなしの感想 カンヌ映画祭 パルムドール受賞 「罪と罰」を超えた映画【ポンジュノは天才】

  • 映画「パラサイト PARASITE」
を見た。

ポンジュノ監督が、カンヌ映画祭でパルムドール賞を受賞した、あの映画だ。

映画を見たあとの率直な感想をいうと、
  • ポンジュノにやられた
という感じだ。

見ている者の期待を、いい意味で、ここまで裏切る映画はない。

たぶん、話題作だという理由で、この映画を何となく見始めたあなたは、

途中で息がとまりそうな衝撃に襲われ、映画の世界に引き込まれていくことになるだろう。


監督・脚本・受賞

  • 監督 ポンジュノ
  • 脚本 ポンジュノ・ハンジノン
  • 受賞 第72回 カンヌ映画祭パルムドール賞受賞(審査員満場一致)【2019年5月】

映画のタイトル

  • PARASITE 【原題】기생충(寄生虫)

上映時期

  • 2019年5月封切り

上映時期

  • 2時間12分(132分)

製作費

  • 150億ウォン(推定)

観客動員数

  • 韓国 1008万人【2019年9月10日現在】

【出演】キャスト

  • ソンガンホ【役名 キムギテク】
 

  • チャンヘジン【役名 チュンスク】キムギテクの妻
  • チェウシク【役名 キムギウ】キムギテクの息子
 

 

  • パクソダム【役名 キムギジョン】キムギテクの娘
 

  • イソンギュン【役名 パクトンイク】グローバルIT企業の若きCEO
 

  • チョヨジョン【役名 ヨンギョ】パクトンイク社長の妻
 

  • チョンジソ【役名 パクタヘ】パク社長の長女・高校2年生
 

  • チョンヒョンジュン【役名 パクタソン】パク社長の長男・10才
 

  • イジョンウン【役名 ククムングァン】パク社長宅の執事兼家政婦
  • パクソジュン【役名 ミンヒョク】キムギウの親友

【あらすじ】ストーリー


家族の全員が失業中のキムギテク(ソンガンホ)一家。

彼らは、半地下の家に住む。お金がないので、家にwifi ワイファイもなく、他のところに飛んでくるwifiの電波を利用している。

そんな彼らに幸運が舞い込む。

長男キムギウ(チェウシク)の友人で、有名大学に通うミンヒョク(パクソジュン)が、キウに高額の家庭教師の仕事を紹介するのだ。

家族の期待と協力のもと、パク社長(イソンギュン)の家に向かうキウ。

グローバルIT企業のCEOであるパク社長の豪邸に到着したキウは、若く美しい夫人ヨンギョ(チョヨジョン)に迎えられる。

だが、こうして始まった家族の出会いのあとに、想像もできない事件が待ち受けていた。

【超個人的感想】


ポンジュノの映画には、いつも仕掛けがある。

それは、
  • 復讐
だ。

正確にいうと
  • こらしめ
  • 응징 膺懲
というのが正しい。

悪いことをした人間は、必ず罰せられなければならない、というメッセージが登場するのだ。

映画「殺人の記憶」の容疑者判明か

  • 映画「殺人の記憶」(ソンガンホ)
もそうだ。

余談だが、映画「殺人の記憶」は、韓国で実際に起こった連続殺人事件をモチーフにしている。

この事件は迷宮入りした事件だ。

その容疑者が判明したというニュースが、最近報道されて、韓国で大きな話題になっている。

数名の被害者の衣服の残されたDNAと、容疑者のDNAが一致したという。

容疑者は現在服役中だ。

連続殺人事件の公訴時効は成立している。

だが、犯人が判明すれば、事件は解決したことになる。

また、ポンジュノの映画「殺人の記憶」がスポットライトを浴びることになるかもしれない。

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息もつけないポンジュノの魅力

映画を見ていて、ただポンジュノの映画、というので、何となく見ていたのが、途中から息もつけなくなってくる。

2時間12分の間、あなたは、映画の世界にどっぷり浸り込むことになるはずだ。

映画を見たあと、映画を見ながら、ポンジュノが投げかけてくるメッセージに気づくことになるだろう。

長く余韻を引く映画だ。

私は、「韓国映画は夜に見てはいけない」ということを常に言っている。

この映画を見たあなたは、その意味を知ることになるだろう。

夜見たあなたは、たぶん、よく眠れないと思う。

映画が投げかけてくるメッセージが深すぎるからだ。

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映画のテーマは「格差社会」


映画のテーマは、一言でいうと、現代のグローバル社会における、
  • 格差問題
だ。

これは、韓国や日本だけでなく、世界的な問題でもある。

映画「パラサイト」が、カンヌ映画祭のパルムドール賞を、審査員の全員一致で受賞したのも、

そういう普遍的なテーマを扱っていたからだといえる。

パク社長が住む家は、有名な建築家が設計した家だ。

リビングの一面は、美しい緑の庭園に向けて、総ガラス張りになっている。

パク社長夫人は、若く美しく、素直で性格もいい。

パク社長の長男は、インディアンごっこが好きで、庭にテントを張って冒険遊びに夢中だ。

その息子と、リビングのソファに座ったパク社長が、トランシーバーでやりとりする。
  • 「○○○オーバー」
と、セリフの後に「オーバー」という言葉をつけて、冒険ごっこをする。

一見、何の問題もないように見えるシーンが、実はその裏には、たくさんの矛盾がかくされていることを映画は、暴いていく。

富裕層の「無邪気さ」の裏にかくされた残酷な真実

  • 善意
  • 善良
  • 好意
  • 無邪気
金持ちのこれらの特徴が、実は、ごう慢の裏返しであることが、後半の何気ないシーンで少しずつ明らかにされていく。

クライマックスに隠されたメッセージ あなたは気づくことができるか?

そして、決定的なのはクライマックスのシーンだ。

この中で、あなたは、ある一つの特徴に気づくはずだ。

これは、たぶん、映画を見た人でも、気づかない人が多いかもしれない。

私は気づいた。

そして、そこに、
  • ポンジュノの本当のメッセージ
を読み取った。

そのメッセージを確信したのは、映画を見た次の日だ。

韓国映画を夜見てはいけないことを、再度確認した。

イジョンウンの魅力がヤバすぎる


ソンガンホの演技のうまさは当然として、この映画で重要な人物は、執事と家政婦を兼ねている
  • イジョンウン【役名 ククムングァン】
だ。

イジョンウンは、最近、活躍が著しい。
  • ドラマ「ミスターサンシャイン」(イビョンホン・キムテリ)
でも、キムテリに仕える印象的な役だったし、
  • ドラマ「リメンバー~記憶の彼方へ」(ユスンホ・パクミニョン)
でも、ユスンホをサポートする事務員の役がいい感じだった。

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この映画の中で、イジョンウンが、北朝鮮のピョンヤン放送のアナウンサーのモノマネを全身で演技するシーンがある。

うますぎて、本当に爆笑した。

ドラマ「記憶~愛する人へ」で主役を演じたイソンミンと同じで、イジョンウンも、アラフォーを過ぎて、真価を発揮している女優だといえる。

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ソンガンホの息子 チェウシクの気品のある魅力

ソンガンホの息子役のチェウシクもいい。

さわかで涼しく、気品のある面立ちは、これから俳優として活躍する可能性を感じさせる。

個人的には、ソンガンホの娘キジョンを演じたパクソダムが好きだ。

芯の強さを秘めたまなざしが魅力的な女優だ。

ただ甘いだけでない、すごさがある。

パクソダムはキムヘスのような大女優になる


パクソダムが、ネットカフェで、タバコをくわえながら、書類を偽造するシーンがある。

この時のはすっぱな感じの演技が、あまりにも決まっていて、驚いた。

将来、キムヘスのような大女優になる気がする。

格差社会の真実を暴く  本当の「寄生虫」は誰なのか?


金持ちの生態は、すべてにおいて、ムダが多く、過剰だ。

そして、それは、多くの庶民の犠牲によって支えられている。

ポンジュノは、セリフではなく、シーンと、ソンガンホの微妙な表情の演技で、その虚飾と偽善をひとつひとつ暴いていく。

この映画を韓国で見た友人が、こう語ったのが記憶に残っている。
  • 「寄生虫(パラサイト)は、ソンガンホ一家じゃなく、金持ち(パク社長)一家だ」
この友人は、とても行動的で、私が尊敬する人物。

物事の本質を見抜く、深い洞察力を持っている人物でもある。

彼女の言葉が、映画のメッセージを語っている。

 

ポンジュノが投げかけたメッセージを、受けとめるのはあなただ。
  • 映画「パラサイト PARASITE」
は、それを受けとめる勇気がある、あなたにだけおすすめする映画だ。

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ではまた

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