イギョンヨンとパクユチョン 「事件」を乗り越えて、味のある俳優に 韓国映画「リアル」(キムスヒョン)にも出演



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韓国ドラマ「ミセン 未生」で、専務役を演じたイギョンヨン

イギョンヨン

1960年12月12日生まれ。

 

俳優であると同時に映画監督でもある。

韓国映画をよく見る人でなければ、この俳優の名前を聞いても、すぐにわからないかもしれない。

tvN

韓国ドラマ「ミセン 未生」(イムシワンピョンヨハン・カンソラ・イソンミン

で専務(チェヨンフ)役で出ていた俳優といえば、わかるだろうか。


最近では、イビョンホンが出演して大ヒットした

韓国映画「インサイダーズ 内部者たち」(チョスンウ・ペクユンシク)

に出演。

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など、映画での活躍が続く。

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最も最近の作品としては、2017年1月公開予定の、キムスヒョン兵役入隊前に主演する
にも出演している(役名 ノヨム)。

 

韓国ドラマ「青い霧」の後、地上波から姿を消した理由

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私は、イギョンヨンを知ったのは、数年前。

インターネットで、韓国ドラマを検索した時に、イギョンヨンが出演しているドラマをYoutubeで偶然、発見した。

そのドラマのタイトルは、

韓国ドラマ「青い霧 原題 푸른 안개」

イギョンヨンは、このドラマの中で40代の初め。キムミスクと夫婦役だった。

イギョンヨンは、妻子のある身でありながら、20代のイヨウォンと愛し合うようになる。

そんなストーリーだ。

でも、そんなドロドロした内容ではない。

かなり前の韓国ドラマだ。

ドラマの中で、イギョンヨンが、真夜中に起きてバルコニーでタバコをすうシーンがあったからだ。

今の韓国ドラマでは、ドラマの中で喫煙することは禁じられている

(たばこをくわえるシーンはあるが、実際にすうシーンはない)

この頃はまだ、韓国ドラマでも喫煙シーンが許されていたのだろう。

(韓国ドラマ「青い霧」は、KBSのドラマで、2001年に放映された作品だ。)

Youtubeで「青い霧」の一部のシーンを見て、イギョンヨンという俳優が、あまりにも雰囲気があったので、ツタヤでそのDVDを探して全部見た

このDVDには、韓国語字幕があり、聞き取れない部分を字幕で確認できたのでとても助かった記憶がある。

 

この時、韓国語字幕を見て新しく覚えた韓国語の単語は、

꿰차다

「自分のものにする」という意味の俗語

 

だ。

(こうやって、韓国ドラマを通して覚えた韓国語の単語は、時間がたっても、記憶に鮮明に残っている)

 

イギョンヨンという俳優をその後、韓国ドラマでほとんど見ないので、俳優活動をやめたのだと思っていた。

でも、そうではなかったのだ。

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イギョンヨンを襲ったある「事件」  突然の逮捕と有罪判決

韓国ドラマ「青い霧」に出演した1年後の2002年に、イギョンヨンにある事件の「渦中の人」となる。

 

当時、40代のはじめだったイギョンヨンは、ある映画の監督をしていた。

 

イギョンヨンは、食事の席で、俳優志望のある若い女性紹介される。

(こういう経過は、何やらパクシフの事件を思い起させるところだ)。

 

そして、2002年5月14日、イギョンヨンは警察に突然、逮捕されるのだ。

 

容疑は、

青少年の保護に関する法律違反(未成年者との性行為)

だ。

 

イギョンヨンは、紹介された女性と3回にわたって性関係を持つのだが、この女性が未成年者だったのだ。

 

イギョンヨンは、「その女性が成人だと思っていた」と主張したが、結果的に裁判では有罪となる。

具体的にいうと、1度目の性関係については、イギョンヨンの「(相手の女性が)未成年だと知らなかった」という主張が認められて無罪。

だが、2度目と3度目の性行為については、有罪となった(つまり、「未成年と知っていた」とされた)。

また、イギョンヨンが女性に渡したお金(10万ウォンと3万ウォン)が、性行為と対価性があるかも問題になった。

イギョンヨンの主張は、撮影現場に女性が遊びに来たので、交通費として渡した、というものだった。

結果的に、第一審で、懲役10か月・執行猶予2年・社会奉仕活動160時間の判決が下された。

検察側はこの判決を不服として控訴したが、裁判所は、検察の主張を退け、控訴審でも第一審と同じ判決を下した。

イギョンヨンはこの判決を受け入れた。

 

イギョンヨン以外にも、芸能関係者の男性2名が、この女性との性関係をもった疑いで逮捕され、裁判で有罪判決を受けている。

 

 

「空白期間」を越えて、映画俳優として復活

 

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イギョンヨンは、その当時、離婚して1年ほどたった状態。

元妻との間には息子が一人いた。

この事件以降、息子とも会えない状態だという。

 

つまり、事件当時、イギョンヨンはシングルだった。

だから、恋愛関係をもつことには社会的にもなんら問題にならないはずだ。

だが、その女性が「未成年」であったために問題となったのだ。

 

イギョンヨンが、事件の後、2012年に韓国映画に本格的に復帰する前に出演したインタビュー番組で語った話によると、

その女性は、俳優を目指していて、イギョンヨンと交際すれば、映画に出演できると思ったが、それがかなわなかったので、話が違う、ということでイギョンヨンを訴えたという。

イギョンヨンとしては、恋愛感情だと思っていたが、女性の方は、そうではなかったということだ。

結果的に、イギョンヨンはこの事件のあと、韓国映画に時おり端役(はやく)で出演するのみで、事件の後ほぼ10年近く、演技活動をまともにおこなっていない。
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今も地上波は出演禁止  「ミセン未生」(tvN)の出演まで14年

 

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本格的に活動を再開したのは、ここ数年のことだ。

地上波(MBC・KBS・SBS)のドラマには、現在も出演できない状態だ。

 

だから、イギョンヨンの活動の舞台は、現在では、おもに韓国映画だ。

イギョンヨンが韓国ドラマに本格的に復帰したのは、2014年に放映されて人気を呼んだ、tvN(ケーブルテレビ)

韓国ドラマ「ミセン 未生」(イムシワン・ピョンヨハン・カンソラ・イソンミン)

だった。

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パクユチョン(JYJ)が無実に向けてたたかわなければならない「理由」

 

事件から実に12年の歳月が流れている。

 

いずれにしても、「イメージが命」である芸能人にとって、事件、特に性スキャンダルは、イメージの中でもかなりのダメージになる。

 

イギョンヨンは、かつて、

 

「自分が最後まで無罪を訴えて控訴して、無罪を勝ちとっていたら、もっと堂々としていられたのか、とも思う」

 

と、語っていたことがある。

 

現在兵役入隊中パクユチョン(JYJ)が、俳優として、またアーティストとして「事件」を乗り越えて復活するためには、最後まで無実に向けてたたかわなければならないのだ。

 

イギョンヨンのケースが、それを教えてくれている。

 

やはり、このような深刻な事件の場合には、自らの潔白を徹底的に証明しなければ、俳優として、芸能活動に復帰するのはむずかしいのかもしれない。

パクユチョンと似たケースで告訴されたイジヌクが、徹底して女性側とたたかう姿勢を見せているのも、それだけ受けるダメージが回復不能となる危険性があるからだ。

 

特に、事件のために、現在でも活動が制約されているパクシフを見ていると、特にそう思う。

そういう意味で、イギョンヨンの場合は、そのような「事件」があっても、また俳優として復活できた、数少ない例だといえるのかもしれない。

 

 

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