韓国語の小説を読むことのメリット③ ネイティブの韓国語に挑戦する前に、翻訳本で韓国語を読んでみよう 村上春樹を韓国語で読むと。。。

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韓国語の小説を読むことのメリットは、

韓国語の感性が養われる
ことだ。

 
新聞や雑誌と違って、小説は、人間のもっと深いところにある感情を描き出す。

 
その表現を学ぶことで、韓国語で考えて、韓国語で話す、というネイティブの思考法を学ぶことができるのだ。

 
小説には、韓国人の生活習慣や、考え方や感性、四季折々のの風景もえがかれる。

 
花をどのようにたとえるのか、ということから、韓国人の思考法を知ることができる。


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だから、小説を読むなら、翻訳本ではなく、

韓国人(ネイティブ)が書いた小説

を読むべきだ。

 
ただ、最初はなかなかハードルが高いので、日本でよく知られている小説を

韓国語の翻訳本で読む

というのも、とてもいい方法だ。


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日本で出版されている、たいていの本は、韓国で翻訳されている。

 
夏目漱石の「こころ」は、韓国語で「마음」という題名で翻訳本がある。

 
夏目漱石のあの文章が、韓国語でどのように翻訳されているのかを読むのは、とても興味深いし、勉強になる。

 
また、村上春樹の小説は、ほぼすべての作品が韓国語に翻訳されているので、読んだことのある村上春樹の作品を韓国語で読むのもいい。

これはかなりおすすめの方法だ。

 
とにかく、最初は、韓国語で書かれた文章に慣れることだ。

 
毎日ふれていると、ハングルがだんだん、自分になじんでくる。

そして、ある程度読める自信がついたところで、韓国語の小説に入って行こう。

 
私が今読んでいるのは、

太白山脈 (趙廷來)

だ。

この本は、韓国で大ベストセラ-かつ、ロングセラーの本だ。

全10巻の超大作。

 
1945年から、朝鮮戦争の終わりまでの激動の時代をえがいている。

徹底した歴史考証をもとに、その時代に生きていた人たちが生き生きと、実感をもってえがかれている。

歴史を知らない人も、この本を読むと、とても勉強になる。

 
私は最初この本を翻訳で読んだ。

この本には、全羅道(チョルラド)の方言がたくさん登場する。

 
翻訳本もとても読み応えがあり、おもしろかったが、やはり原本のおもしろさは想像をこえている。

韓国ドラマも吹き替えより、俳優のナマの声を聞いて見る方がおもしろいのと同じだ。

 
韓国語の小説のおもしろさにはまると、韓国ドラマとはまた違う、無限の世界が広がっていくのを感じるはずだ。







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ではまた

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