パクユチョン４件の「暴行告訴」事件の真相！JYJ ・東方神起・兵役誰も書かなかった「真実」と、これからのただ「１つ」の行動

2016年7月12日 [韓国男優, 兵役, JYJユチョン, KPOPスター]

パクユチョン。

JYJのメンバーであり、俳優としても活躍。

現在は、兵役入隊中。

公益として江南（カンナム）区役所に勤務している。

さわやかで上品で、純粋なイメージ。

見た目は、どこから見ても、お坊ちゃま風（도령님 스타일）だ。

私は、今回、パクユチョンが「性的暴行」で告訴された事件についてたくさんの記事を書いた。

私のブログを注意深く見ている人は、私が、それらの記事の中で

ある単語

をまったく使っていないことに気づいたと思う。

ユチョンの人格をおとしめたある「単語」

今回のユチョンの暴行告訴事件は、その「単語」がキーワードとなって拡散して行った性格をもつ。

その「単語」を使うことに意味を感じなかったし、それは、ユチョンとともに、被害を訴える女性に対しても冒とくだと考えたからだ。

そして、今回の事件で懸念されるのは、今後、本当に性犯罪で被害を受けた女性たちの声が、人々にきちんと受け入れられなくなってしまうことだ。

そういう意味で、今回のパクユチョン事件に関する報道のしかた（韓国だけでなく、日本も）は、大きな禍根（かこん）を残したと思う。

パクユチョンは、元東方神起のメンバー。

東方神起のもともとのメンバーは５名だった。

事務所の不当に長期にわたる契約条件に対してNOをとなえて、SMエンターテインメントから独立。

ジェジュン・ユチョン・ジュンス

３人のイニシャルの頭文字をとって、

JYJ

というグループを結成した。

東方神起という名前に比べて、JYJを知る人は、KPOPに特に感心がある人でなければ少ないかもしれない。

だが、そこには理由があった。

ユチョン・ジェジュン・ジュンスの東方神起からの脱退とJYJ法

【輸入盤】JYJ 2集：JUST US [ JYJ ]

韓国でJYJ法と呼ばれる法律がある。

正確に言うと、法律ではなく条文だ。

放送局と出演者が、番組の出演をめぐって交渉する。

その際に、その「当事者以外の人間」が口出ししてはいけない、という条文だ。

なぜ、こんな条文ができたかというと、ユチョン・ジェジュン・ジュンスの３人が東方神起をやめてJYJとして活動を開始。

だが、韓国国内はもとより、日本でも、テレビなどにJYJが出演することに関して、前の事務所（SMエンターテインメント）から

圧力

が加えられていたのだ。

インターネットの時代とはいえ、やはり、テレビの影響力はすごい。

SMエンターテインメイント所属の

少女時代
東方神起（ユノ・チャンミン）

は、日本のテレビ番組でもよく見かける。

SMエンターテインメントが、東方神起の次の世代として育てているEXO（エクソ）など、日本の地上波でレギュラー番組までもっている。

だが、JYJに関しては、ほとんど日本のテレビ番組に出演していない。

たとえば、東方神起のユノが、２０１５年に兵役入隊した直後の７月２７日に日テレ系列の番組で東方神起結成１０周年を記念した密着ドキュメンタリー番組が放映された。

そして、その前にも日本の地上波にユノとチャンミンが出演していたことも記憶に新しい。

だが、JYJのジェジュン（２０１５年３月）、ユチョン（２０１５年８月）が兵役入隊する時に、そういう番組が放映される、ということはなかった。

ポンジュノも絶賛する演技力で新人賞を総ナメしたユチョン

JYJの３人の中で、パクユチョンは、

韓国ドラマ「トキメキ！成均館（ソンギュングァン）スキャンダル」（ユチョン・ソンジュンギ・ユアイン）

でいきなり演技でも注目される。

その後も、

韓国ドラマ「スリーデイズ３days」
韓国ドラマ「匂いを見る少女原題 냄새를 보는 소녀」（シンセギョン）

などのドラマで演技力を発揮。

U-NEXTで、今ならユチョンの

韓国ドラマ「成均館スキャンダル」（ユアイン・ソンジュンギ・パクミニョン）

韓国ドラマ「３days(スリーデイズ)」（パクハソン・ソイヒョン）

を無料で見ることができる！

特に兵役入隊前に、初めて出演した

韓国映画「海にかかる霧原題 해무」

では、数々の有名な映画賞の新人賞を総ナメにした。

この映画を企画した巨匠ポンジュノ（映画「母なる証明」「殺人の追憶」）がユチョンの演技を絶賛したことは有名な話だ。

ユチョン事件が残したもの

今回のパクユチョンの事件は、まだ最終的に解決していない。

だが、ユチョンの今回の事件と、それに対する報道のありかたは、今後厳しく検証される必要がある。

未確認の情報をタレ流し拡散したメディア、

なかでも、情報の出所をきちんと確認せず、ユチョンの人格を非難する記事を安易に書いた日本のメディアは猛省すべきだ。

今回のユチョン事件は、多くの問題を提起している。

メディアの個人攻撃、プライバシーの侵害など。

パクユチョンが、名前を知られた韓流スターであり、アイドルであることは事実だ。

だが、今回の事件に関しては、被害を受けた女性側からの告訴、という段階の事件だった。

だから、メディアとしては、名前を明らかにせず、報道することもできたはずだ。

そして、何よりも、今回の問題の本質をぼかしてしまったのが、

想像にすぎない詳細な記事の数々

である。

その「行為」が行われた「場所」について具体的かつ詳細に表現することで、ユチョンの人格をおとしめた。

また、こういう報道のしかたは、性犯罪の被害者に対する配慮がまったく欠ける報道だった。

ではまた

タグ：パクユチョン

パクユチョン４件の「暴行告訴」事件の真相！JYJ ・東方神起・兵役誰も書かなかった「真実」と、これからのただ「１つ」の行動